正しく使えてる? 「遅ればせながら」の使い方や例文を解説
「遅ればせながら」の使い方(例文付き)
ここでは、「遅ればせながら」の使い方を例文付きで紹介していきます。
お祝いやお悔みの気持ちを伝える場合の「遅ればせながら」
例文1
・ご結婚おめでとうございます。遅ればせながらお祝い申し上げます。
仕事上の関係者として結婚式に参列した場面です。
結婚式では、すぐにお祝いを伝えたくても、新郎新婦に話し掛けるタイミングがなかなかつかめないことが多々あります。
そんな時に「遅ればせながら」を付けることで、「お祝いをすぐにでも伝えたかったけれど、遅くなってしまいました」というニュアンスを相手に伝えることができます。
例文2
・出張のため、遅くなり申し訳ございませんでした。遅ればせながら心よりお悔やみ申し上げます。
お祝いやお悔やみは一刻も早くお伝えすることが鉄則ですが、事情によっては遅れてしまうこともあります。
その際は、まず遅れてしまったことを謝罪した後、「遅ればせながら」を付けることで、「本来はすぐに駆け付けたかった」という気持ちを表すことができます。
謝罪を伝える場合の「遅ればせながら」
例文
・先日の会議にご参加いただき、ありがとうございました。遅ればせながら、会議の議事録を共有いたします。期限を過ぎてのご連絡となり、誠に申し訳ございません。
このように、期限が決まっていたにもかかわらず、その期限に遅れてしまった場合には「遅ればせながら~」だけでは、謝罪の気持ちが伝わったとは言い切れず、相手に不快な印象を与えかねません。
そのため、「共有が遅れてしまい、誠に申し訳ございません」など謝罪の表現を付け加えることが重要です。