ムキになるとは? ムキになる人の心理と対処法
日頃から気を付けておくと良いこと
最後に、自分がつらくならないためにも、ムキになる人に対して日頃からどのような対応を心掛けておくといいのかをお伝えします。
(1)自分と相手との間に意識的に線を引く
感情的になる人が近くにいると、相手の負の気持ちに引きずられる可能性があります。そこで、日頃から自分と相手の間に境界線を引いて、「自分とは関係無い」と分けて考えましょう。
このように、自分と他者との間に距離を作ることで、相手の感情に振り回されにくくなります。
(2)相手の心理を理解してみる
すぐにムキになったり、反発して張り合ってきたりするのには何らかの理由があります。
日頃から、相手が何にコンプレックスがあるのか、過去どんなふうに生きてきたのかなどを観察してみましょう。その人に対する理解が深まるため「それならしょうがない面もあるか……」と良い意味で妥協でき、心にゆとりが持てるようになるでしょう。
(3)仕事で成果を出す
すぐにムキになる人が職場にいる場合、ターゲットにならないためにも仕事で成果を出すことをおすすめします。というのも、ムキになる人は誰に対してもそうした態度を取るわけではなく、ある程度自分と同等レベルの相手を選んでいるからです。
多少時間のかかる方法ですが、その人よりも実力が上であることが明らかになれば、ターゲットにされにくくなります。
あなたが疲れない付き合い方を探そう!
すぐにムキになる人は、総じて自分に自信が無く心に余裕が無い人であるケースが多いです。自分を認めてもらいたいという気持ちが強く、傷つきやすい自分を守りたいがために過剰に反応していることがほとんど。
なので、まずはあなたが疲れないためにも、相手と同じ土俵の上に立たないようにすることを心掛けましょう。
(高見綾)
※画像はイメージです
※この記事は2020年09月11日に公開されたものです