就職に有利な資格とは。就活支援歴8年の人間が教えます
一部の資格があると就職に有利な理由
では、なぜ「難易度が高い または 就職できる職種が多い」と就職で有利になるのでしょうか?
人口が少なすぎて未経験でも欲しくなる
たとえば、TOEICで895点以上を持っているのは、受験者全体の3.6%です。つまり、このスコア以上の人材が欲しいと企業が願うだけで、希望者の大半を諦めねばなりません。
895点以上を取れる人がそもそも少ないので、企業にとっては業務未経験者でもその点数さえあれば欲しいと思う可能性があります。そのため、難易度がある程度高い資格へチャレンジした方が良いのです。
「数撃ちゃ当たる」就活ができる
いくら難易度が高くても、就職できる業界があまりに少ない資格は「数社受けて全落ち」という悲しい結果を残すかもしれません。また、難易度単体で見れば「医師免許・弁護士・公認会計士」と名だたる資格が軒を連ねており、一般の方には太刀打ちできません。
そこで重要視したいのが、応募できる業界の数です。例えば危険物取扱者はタンクローリーなどの危険物を運ぶドライバー、ビルの設備管理、発電所の保守点検者など多くの職種で必要とされています。
したがって、「未経験でもいいよ」という会社が現れるまで、いろいろな企業に根気よくチャレンジできるのです。