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当事者意識とは? 当事者意識がない原因と持つ方法5つ

高見綾(心理カウンセラー)

なぜ? 当事者意識を持てない理由・心理

では、どうして当事者意識を持つことができないのでしょうか? 当事者意識が低い人の心理は以下の通りです。

(1)「自分にはできない」と思っている

自分に自信が無く、どうせ無理だと思っているので、できるかどうか分からないような仕事は無意識に避けてしまうことが多いです。自分の力で乗り越えられると思えないので、「私がやらなくても良い」と判断しがちです。

(2)周りの好意に甘えてきた

周りにしっかり者の人がいて、いつも助けてもらってきたような場合、「今回もきっと誰かが何とかしてくれる」と思ってしまいます。

(3)仕事の目的が分かってない

何のためにその仕事があるのか理解できていないと、仕事の重要性が分からず、身が入らない原因になることも多いです。

(4)損したくない気持ちが強い

「トラブルに巻き込まれたくない」「やって失敗したくない」という意識が強いと、面倒なことには極力関わらないようにしようと思いやすくなります。

結果的に、自ら創意工夫をするなど、自分の頭で考えるということを放棄してしまうのです。

(5)ラクをしたい

自分に自信が無いので、調べたり努力して乗り越えたりしていくことが億劫になります。できるだけラクをしたいと思うので、「自分の仕事ではない」「私は関係ない」と思うことで、自分を正当化しようとするのです。

▶次のページでは、当事者意識を持つメリットと高め方を解説します。

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