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【心理学】上手な断り方とは。不快にさせない8つの定番フレーズを紹介

桑野量(心理カウンセラー)

人から何かを頼まれたり誘われたりした時、なかなか断れないことがありますよね。相手を怒らせてしまうのではないか、関係性が悪くならないか……。そう思って、ついつい引き受けてしまう人に向けて、心理カウンセラーの桑野量さんが上手な断り方を教えてくれました! ぜひ参考にしてください。

人から何か頼まれた時に、うまく断ることができなくてついつい引き受けてしまった経験はありませんか?

飲み会に誘われた時など、相手を不快にさせたり、後の関係性のことを考えたりして、断る言葉が見つからないまま流されてしまうこともあるかもしれません。

どうにか相手を不快にさせることなく、スマートに断りたいものです。今回は、相手を嫌な気持ちにさせない断り方について勉強していきましょう!

断れない人の特徴

まずは嫌だと思っているのに断れない人の特徴や心理を紹介します。

(1)もめ事が苦手

断れない人は、人の気持ちにとても敏感でやさしい人が多いのが特徴。

断ることで関係が悪くなるくらいなら、「自分が我慢して丸く収めよう」と考えがちです。

(2)いい人だと思われたい

周りから嫌われるのが怖いという気持ちが強く、断わることで「冷たい人だと思われるのではないか」という恐れから断れないという人もいます。

(3)人の役に立ちたい気持ちが強い

純粋に「相手の喜ぶ顔が見たい」「相手の期待に応えたい」という思いから、自分の都合より相手の都合を優先する傾向もあります。

断るのが苦手な理由

私たちは、なぜ相手の誘いを断ることが苦手だと感じてしまうのでしょうか?

たしかに会社の上司など上下関係がはっきりしている場合、目上の人の誘いは断りにくいかもしれません。

しかし、友達や彼氏の誘いなどでも断ることができなくて、困ってしまう人も多いのではないでしょうか?

基本的にNO と言えない人は、自分も相手にNOと言われたくない人です。

自分が断られた時に拒絶された感覚を強く感じてしまうため、相手も同じように感じてしまうのではと思い、断ることができなくなるのです。

また、失恋やいじめなど、過去に強烈に拒絶された経験があると、そのトラウマから断ることに敏感になってしまうケースもあります。

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