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私って繊細? 気が付き過ぎて疲れる毎日を緩和させるコツ

高見綾(心理カウンセラー)

繊細な人が幸せを増やすコツ

では最後に、気付き過ぎて疲れてしまうことが多い繊細な人が、日々の幸せを増やすコツを紹介します。

(1)繊細な性格を受け入れる

後天的な要素は変えることができますが、生まれ持った気質は変わらないことが多いので、繊細さを受け入れて良い方向に生かしていこうと、まずは受け入れてみましょう。

(2)ポジティブなものに意識を向ける

よく気付くということは、ポジティブなことにも敏感だということ。意識を向けたものが拡大していきますので、人の嫌なところより良いところ、悪いニュースよりも良いニュースに目を向けましょう。

(3)居心地が良い環境を選ぶ

人間ですから、どうしても合う・合わないはあります。「私が変なのかな」と思い過ぎずに、今いる場所がつらいのであれば、自分が心地良いと思える環境や人間関係を選んでいこう、と思ってみましょう。

(4)味方を増やす

自分の繊細さを理解して受け入れてくれる人を持ちましょう。気持ちに共感してくれる人や、繊細さを個性として見てくれる人が近くにいると、本音で会話ができるので自己肯定感がアップします。

(5)自分の意欲を認める

理想と現実のギャップにショックを受けたり、苦しくなったりするのは、現実と向き合う意欲があるからです。「私はすごく向上心があるんだな」と捉えてみると、随分ラクになりますよ。

気持ちを変えれば世界が変わる

繊細であることは、良い悪いではなく、その人の気質です。

生まれ持っての特性はなかなか変えることはできませんので、自分の繊細さを受け入れつつ、良い面で生かしていこうと思ってみましょう。

そうするだけで、とても生きやすくなると思いますよ!

(高見綾)

※画像はイメージです

※この記事は2020年08月06日に公開されたものです

高見綾(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

“質上げ女子”のカウンセリングをメインで行っている。電話、面談(ZOOM、名古屋)によるカウンセリングや講座を中心にあなたのお悩みをサポート。

大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事。自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただいている。

著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなどマルチに活動中。

高見綾のブログ https://takamiaya.com/

 

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