勘がいい人の10の特徴&勘が良くなる簡単習慣
勘がいい人になるための8つの習慣
多少のデメリットはあるものの、勘がいいことには多くのメリットがあることが分かりました。では、どうすれば勘は良くなるのでしょうか?
ここからは勘がいい人になるためにおすすめの習慣を解説します。手を付けやすそうなものから始めてみるのはいかがでしょう。
(1)自分の感情からいったん離れる
優れた勘は、穏やかな心でこそ働かせられます。
つまり「自分の感情の中に漂うのをいったんやめる」ということが必要です。自分のことばかり考えていては、周りのことを考えられないからです。
(2)周りを観察する
兎にも角にも観察です。
勘を働かせるための判断材料は周りにあるのですから。目をキョロキョロと動かして(怪しまれない範囲で)眺めてみましょう。世界は情報の宝庫ですよ。
(3)人が何を求めているのかを考える
そして「この人が求めているものは何だろう?」と考えてみましょう。
恋人かもしれませんし、連休かもしれませんし、コップ1杯の水かもしれません。これは他人に対して想像力を働かせるということです。
(4)人生にアクションを起こす
自ら動いて、いろんなセンスを取り入れるのです。
行動を起こしましょう。一人で飲みに行くのでも、美術館に行くのでも、友達に誘われたイベントに行くのでも構いません。
(5)本を読む
読書も効果的です。手っ取り早く、濃いインプットができます。特に本は、他人の深い思考を学ぶことができますよ。
(6)他人の話を聞く
他人の話にも耳を傾けましょう。そして、他人の考えていることをリサーチするのです。それが物事を判断する場合の材料になります。他人の話を聞きながら「こんなふうに考えるんだな……」と感じるのがコツです。
(7)他人に質問する
とことん他人の話を引き出しましょう。
そのためには質問をすることです。その人なりのエピソードを聞きながら「どんなふうに感じたのか・考えたのか」を質問しましょう。
(8)あれこれ推測を立てる
これも大事です。
他人の話や、世界を観察しながら「これって何? なぜ? どういうこと?」とイメージを膨らませるのです。その見えない背景を想像しましょう。
これこそ勘を磨くということなのですよ。
勘がいい人は、他人の事情をイメージできる
勘がいい人とは「他人の事情をイメージできる人」なのではないでしょうか。
他人には、それぞれ事情があります。金欠だったり、失恋していたり、気分が最悪だったり、車のトランクに盗んだ3億円を隠していたり。
大事なのは、周りの発する細かなサインを見抜いて、その「もしも……?」をイメージできるかなのだと思います。
そのためには他人に興味の目を向けて、質問して、あれこれ想像を巡らせる練習をするしかないです。少なくとも、その努力は無駄にはなりませんよね。
貴女に幸せが舞い降りるように祈っております。
(浅田悠介)
※画像はイメージです
※この記事は2020年07月22日に公開されたものです