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自分本位の意味とは。自己中になってしまう人の特徴と改善法

小日向るり子

自分本位であることのデメリット

ここまで、自分本位な人の特徴や心理を見てきました。では、自分本位であると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

(1)孤立しがち

自分本位な人と接していると、周囲の人間は振り回されることが多いため、次第に避けるようになります。

元々一人で行動することが好きなタイプなら問題ありませんが、人とコミュニケーションを取ることが好きな人にとってはつらく寂しい状況になってしまいます。

(2)仕事の評価が下がる

業務を円滑に遂行するためには、上司・同僚・顧客などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があります。

その時に自分の意見ばかり押し通そうとしたり、単独行動ばかりしてしまったりすると業務の遂行に支障が出てしまい、結果自分の評価が下がってしまいます。

(3)恋愛がうまくいかない

恋愛や結婚を長続きさせるために大切なことは「相手を思いやる気持ち」です。

異なる環境で育ってきた二人ですから、自己主張ばかりして相手に譲る気持ちが無ければ恋愛は長く続きません。

(4)怒りの感情で自分も疲れる

他人から反対や意見をされても自分の価値観を信じて突き進むためには抵抗力が必要です。

抵抗を続けるにあたり怒りのエネルギーが推進力となるため、 自分本位な人は、怒りの感情を強く持ちやすいのです。しかし常に怒りを抱えていると、自分も疲れてしまいます。

(5)助けてほしい時に助けてもらえない

自分を絶対視する価値観は、無意識に他人を拒否する言動になりがちです。自分を拒否されると、人はそのことをずっと覚えているもの。

どうしても助けてほしいことがあった時に、ヘルプを出しても助けてもらえない可能性があります。

次ページ:自分本位な性格を直す4つの改善法

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