ロジカルシンキングとは何か? 簡単に身に付く3つの方法
ロジカルシンキングがなぜ必要なのか? 仕事にどう役に立つ?
なぜ、世界のエリート層が集まるとされるコンサル業界では、ロジカルシンキングを採用しているのでしょうか? その理由は3つあります。
(1)答えの無い問いの筋道を作れる
例えば「来年までに会社の売上を2倍にしたい」と言われても、ロジカルシンキングが無ければ、何から手を付けたらいいのか分からず、アイディア勝負になってしまいます。
しかし、ロジカルシンキングがあれば「まずAを考えて、次にBでアイディアを出して、Cで絞り込めばいい」と流れがつかめるので、より成果に近い戦略を選べます。
(2)考えを正確に周りへ伝えられる
アイディアを思いついただけでは、会社の組織は動きません。分かりやすい言葉で、誰でも「そうだね」と言いたくなる流れで相手へ説明するスキルも、ロジカルシンキングで身に付きます。
企業の頭脳として「代わりに考える」仕事を請け負うのがコンサルタントの業務。考えたことをプレゼンし、顧客となる会社を説得するためにはロジカルシンキングが必要なのです。
(3)人と建設的に仕事ができる
ロジカルシンキングは、考え方の流れを決めるもの。最初にどう考えるか順番が決まっていると、チームともめづらくなります。
「まず、Aについて合意を取ろう。それができたらBを考えて、Cをやろう。Cができたら上司に持っていこう」と、流れを決められるので、感情的な議論や、「やっぱり別の案にしたい」「そもそもこの議論、必要?」など、プロジェクト途中のどんでん返しを防げます。
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