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女性からのプロポーズってあり? 令和の逆プロポーズ作戦

#エマちゃんの結婚革命

エマちゃん

自由な時間がなくなる、好きな仕事ができなくなる……。「結婚はコスパが悪い」とも言われ、一歩踏み出せない人も多い。だけど時代と共に「結婚生活」の価値観もアップデート! Twitterで人気のエマちゃんが、自身や周りの夫婦の実例から、新しい結婚スタイルを提案します。

「彼に結婚を決意させるにはどうしたらいいですか?」という相談をよく受けます。

私としては、「先日発売した『愛され革命』(大和書房)読んで……」とか「手放したくないって思われるような女なら、勝手にプロポーズされるはず……」とか言いたいところなんですが。

最近ひそかに勝利を収めてるのが「逆プロポーズしちゃう女性」

女の子って「結婚したいな〜」とか「結婚についてどう考えてる?」とか「結婚情報誌、テーブルドン!」(結婚情報誌をテーブルに置いておく結婚アピール)で“結婚願望を匂わせる”ことはよくやるよね。

そうしてじわじわと男性に決意させる(詰め寄る)んだけど、私としては尻込みしている男性には、匂わせるより、はっきりと女性からプロポーズするのがいいと思います。

一昔前の男性が背負っていた“結婚への責任感”

一昔前って、男性が結婚することで背負う責任がかなり大きかった。一家を養うとか、一家の主としてこうあるべきとか、経済的にも精神的にも責任を負うイメージ。

でも今ってそれが変わったわけじゃないですか。女性だって、結婚して仕事を辞めることは少なくなって、家の経済を支える重要な一員となって、もはや“かかあ天下”が意外に家庭円満〜! みたいな感じになって、男女関係ないよね。

だから、男性のプロポーズに依存せず結婚が進むのも、不思議じゃない。

とはいえ結婚に関しては意外と男性の方が真面目で、コンサバな考えを持っていたりして。「俺が養わなきゃ!」「彼女の家族に認められるようにしっかりせねば!」と、かなりの決意と責任感を必要とするみたい。

だから、よほどの自信がないと「結婚は、今の俺には力不足……」と尻込みするのよね。

でも女の子としては普通に「いや、私も仕事するし!」「あなたばかりが責任を背負うことじゃないよ、結婚は!」って思っているでしょう。

その覚悟と責任感を最も強く表現する“逆プロポーズ”は、男性にとっても「一人じゃないんだ」と感じられ、「彼女にそこまでの覚悟と勢いがあるなら乗ってみるか!」と決意することができるかもね。

エマちゃん流、逆プロポーズの方法

いざプロポーズをするならば。

男性って合理的だから、理論的に「私と結婚するべき理由」をプレゼンするのがおすすめ。

例えば「私と結婚することで、絆がより一層深まり、関係が安定する」「お互い生活を支え合うことで、日々の快適度が上がる」「とにかく好き、私以上にあなたを愛する人はいない」「生活費はお小遣い制にしないのでご安心を」とかね。自分と結婚することのメリットをとにかくプレゼン!!

それから「こちらのキャンペーンのご回答は◯日まで!」と、具体的な期限のご案内。

そうして期限になったら「どう? 結婚する? 返事聞かせてね?」「先が分からないことを考えてもしょうがないよ、今の愛情で答えて」とクロージング(笑)。

こちらが当方おすすめの、男性向けプロポーズでございます。

結婚に必要なのは、愛と勢い!

結婚って意外にどちらかの勢いが大事だったりする。だけど未婚者だったら、初めてすることでしょう。不安で尻込みするよね、そりゃ。

このままの関係でもいいんじゃない……とか、役所に行くの面倒くさい……とか、今じゃない……とか、確かにあるけど、結局最後に必要なのって“愛と勢い”ですから。

だからあなたに愛と、覚悟と、勢いがあるなら、彼をそれに巻き込んじゃえばいい。

女性からの真剣なプロポーズほど男性を焦らせ、グッとこさせ、考えさせるものはないんじゃないかしら。

そうして相手をグラグラさせて結婚に持ち込んじゃったら、案外彼も結婚生活が気に入って、楽しんじゃうんだよね。

そういうカップルが今後のスタンダードにもなること間違いなし。

(文:エマちゃん、イラスト:itabamoe)

※この記事は2020年07月09日に公開されたものです

エマちゃん

スキャンダラスな小悪魔時代は過ぎ、今や人妻。
悩める乙女たちの恋愛相談、人生相談をバシバシと受けつけております。

Twitter:@emaaarion

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