お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「とんでもないです」の意味とビジネスでの使い方

吉田裕子(国語講師)

日常でよく耳にする「とんでもないです」「とんでもございません」という表現は正しいのでしょうか。今回は「とんでもないです」の意味とビジネスシーンでの使い方について国語講師の吉田裕子さんに解説してもらいました。

接客やビジネス上の会話でよく使われる「とんでもないです」は、どのような意味なのでしょうか。具体的に使われるシーンと合わせて押さえましょう。

「とんでもないです」という言葉の意味とは?

「とんでもない」は「途でもない」が変化してできた言葉です。基本的な意味としては、

1.予想できなかった異常事態が起きる様子。
例「とんでもない事件が起きてしまった」

2.常識や道徳から考えて、あってはならない様子。
例「とんでもないことをしやがって」

3.全くそのようなことはないと考えられる様子。
例「あの人がリーダーに適任だなんて、とんでもない」

 

という3種類があります。

ビジネスシーンで使われる「とんでもないです」は1~3、どの意味の可能性もありますが、最も頻繁に使われるのは3の意味でしょう。

次ページ:「とんでもないです」の使い方と例文

SHARE