【心理学を応用】仕事で役立つ交渉力を身に付ける方法
交渉力がある人に見られる共通点
では、そんな「交渉力」がある人には、どのような共通点があるのでしょうか? 確認しましょう。
(1)根回しができる
交渉力がある人は、根回しを怠りません。
例えば、社内で重要なテーマを話し合う時には、キーパーソンとなる人や自分の意見と対立しそうな人に対しては事前に話を通しておくなどして、スムーズに事が運ぶように工夫しています。
(2)準備に時間をかける
交渉力のある人は、事前にストーリーを考えています。相手はどう反応するのか、どんな反論があるのかをあらかじめ想定し、疑問や質問にきちんと答えられるように入念な準備を行います。
(3)自分の意見をはっきりと伝える
できることとできないことの線引きが明確です。相手から無理難題を提案されたら、きっぱりと「できません」と答えます。
そのため、相手主導の交渉になることなく、お互いに納得できる着地点を探すことができます。
(4)堂々としている
立場が上の人の前でも、自信を持った振る舞いをします。そのため、相手から信頼感や安心感を持ってもらいやすいのが特徴です。
(5)相手の話をよく聞く
交渉力のある人は、自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、適度に質問を織り交ぜながら相手の話をよく聞きます。人の懐に飛び込むのが上手な人が多いです。