仕事の目標の立て方と達成するコツ
間違った目標の立て方とは
間違った目標の立て方は、SMARTで実施した内容とは逆の曖昧で抽象的かつ、達成基準や判断基準がないものになります。こちらも同じ例で作ってみましょう。
【例】営業職で前年の売上が900万。今季の売上目標が1000万の営業マンの目標設定
目標:現在の顧客に継続的にアプローチし、売上目標を達成する。
「なんとなくちゃんと書かれている」ように見えると思います。そして、例のような目標設定をしている人は多いのではないでしょうか。
しかし、この一文はSMARTの例のものに比べると明らかに具体性がなく、抽象的です。結局「頑張って売上を達成します」としか言っていません。
顧客数は? 継続的にとはどの程度の期間? 現在の顧客で何件が取れれば目標達成できるのか? 達成時期は? など、突っ込みどころが多いです。
しかし、それに気が付かずこれを「目標」としてしまうと、具体性がなく頑張るソリューションでどうにかすることになります。