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もう辞めたい……仕事が辛いときの対処法

トイアンナ

仕事が辛いときとは……病みかけているサインです

でも、ちょっと考えてみてください。

「ああ、会社行きたくないな。っていうか、行けるかなあ……。体が重いなあ。昨日、お酒飲んだわけでもないのに。辞めたいな。いや、せめて異動したい。とにかく上司や同僚の顔を見たくない……」

と、思い始めたときって、もう病みかけていませんか。

ここで踏ん張りをきかせて生き残る人もおります。でも、その背後にはポキリと折れて復帰できない方も山ほどいることを忘れないでください。冒頭に出てきた“サバイバー”はごく一部です。

もともと私の勤め先は、メンタルがタフな人を面接で採用していました。それなのにポキリと心が折れ、病んでしまう人がたくさんいたのです。

もし、自分がとびきりタフだと思えないなら、「辞めたい」「異動したい」「せめて今日休みたい」という心の悲鳴を聞き逃さないでください

特に、ムリヤリ口角を上げて笑っている自分に気づいたり、食欲、睡眠に影響が出たら注意信号です(これらは私がウツで退職する社員を観察して見出した、ウツや体調不良で倒れる前兆です)。

ウツはひどくなると、精神科へ通う力すら奪います。手足が動くうちに「いやあ、ちょっと眠れなくって。このままじゃ本格的に病んじゃうと思ったので、早めに来ました」と軽いノリで精神科へ相談しておいた方がいいと思います

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