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燃え尽き症候群とは? なりやすい人の特徴と対策

高見綾(心理カウンセラー)

燃え尽き症候群になりやすい人の共通点

では、こうした燃え尽き症候群に陥りやすい人は、どのような共通点があるのでしょうか。

(1)頑張り屋

真面目で、何事にも一生懸命に取り組む人は、自分にできる範囲を超えて頑張ってしまうことがあります。

「うまくいかないのは努力が足りないせいだ」などと、自身を責める癖があるのも特徴。余計に自分を追い込んでしまい、最終的に燃え尽きを迎えてしまいます。

(2)感情に蓋をしがち

「~しなければいけない」とか「~するしかない」と考える人は、無意識のうちに自分の感情に蓋をしています。すると感覚や感情が麻痺してきて、何も感じられないようになります。

燃え尽きる前の心身の異変にも気付かず、気づいたらバーンアウトしているようなタイプです。

(3)完璧主義

できるだけ良い成果を出そうとする考え方はいいのですが、常に100点でなければいけないと思っているような人です。

彼らも、至らない点があったとき、自分を責めて追い詰めてしまうタイプ。結果的に、自分で自分を燃え尽きさせてしまうのです。

(4)ストレスを一人で抱え込む

困ったときに助けを求めることが苦手な人は、何事も自分一人で抱え込みがちです。

「これくらいまだ大丈夫」と思っているうちに、限界までいってしまうことも少なくありません。責任感が強い人は要注意です。

(5)理想と現実のギャップに弱い

「こうしたい」「こうであるべき」という理想が高い人は、現実とのギャップを埋めるために頑張りますが、なかなか状況が変わらないことも多いものです。

すると、無力感を抱いて次第に心が疲れていきます。

参考記事はこちら▼

何かに一生懸命になっていると、ふとした拍子にこれまでのやる気を突然失ってしまうことがあります。あなたは燃え尽きやすいタイプでしょうか?

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