嫌いな人を気にしない方法7つとは? 職場・学校・家族のケース別対処法
職場に嫌いな人がいたりしませんか? どうしても嫌いな感情が沸き上がってしまう、無関心になれない相手。大事なのは自分の「嫌いという感情」を見つめることだそうです。心理カウンセラーの桑野量さんに対処法を教えてもらいました。
職場に苦手な人はいませんか?
その人があなたを攻撃してくるなら嫌いになる理由は分かるけど、なぜか好きになれないって人はいませんか?
嫌いな人が職場にいると、それだけで仕事のモチベーションが下がることも……。
人を嫌いになる心のメカニズムを知り解決できたら、嫌いだと思うことで疲弊したエネルギーも仕事へと活かすことができるかもしれませんね。
今回は、職場に嫌いな人がいる人に向けて、気にしない方法、心の整理の仕方をお教えします。
Check!
嫌いな人を無視するのはあり? 無視のメリット・デメリット&隠せない嫌いサイン
人を嫌う心理とは?
そもそも「嫌い」とはどんな心理なのでしょうか。嫌いな人を気にしない方法を考える前に、根本の心理を理解しておきましょう。
嫌いという感情の正体
「嫌い」とは、相手の態度や行動であなたの心を刺激して不愉快な気分なることです。
私たちは嫌いな人を目の前にした時に、相手の行動や態度さえ変われば、自分は不愉快になることはないと思ってしまいますが、相手を変えることはなかなかうまくいきません。
従って、「嫌い」は覆すのが難しい感情とも言えます。
好きの反対は嫌いor無関心
また、「嫌い」を考えるには、それと反対の気持ちをイメージすると分かりやすくなるかもしれません。
好きな人はあなたの心を刺激して心地良い気分にさせてくれますし、嫌いな人はあなたの気分を不愉快にします。
相手の行動や態度にあなたの心が反応して、気分に影響を与えているという点では、同じメカニズムが働いています。
好きな人の反対は、無関心な人ということを聞いたことはありませんか?
無関心な人は、あなたの心が相手の行動や態度に何も反応せずに影響しない人であるとするならば、好きの反対は無関心という言い方もできるかもしれません。無関心な相手には、あなたの心は反応しませんからね。
また、嫌いな人を好きな人にするのは難しいもの。だったら、嫌いな人から気にならない人(無関心な人)となるように努力してみましょう。
自分の心が刺激されて反応してしまうことを止めることができれば、相手の行動や態度で不愉快な気分になることはありません。
▶次のページでは、嫌いな人を気にしない方法を解説します。