お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

うるさい人が嫌い! うるさい人の心理と対処法

大塚統子(心理カウンセラー)

うるさい人への伝え方・注意の仕方

うるさい人への不満を抱えたままではストレスが増す一方。相手を傷つけずにそれを伝えるには、どのような言い回しや態度が有効なのでしょうか。

(1)相手を傷つけずに注意する方法

うるさい人が自分の声や物音が大きいことに無自覚なら、「部屋の外まで声が聞こえていますよ」などと客観的な事実を伝えてみると、気をつけてもらえるかもしれません。

否定しない言い方や親しみも重要

うるさい人を否定しない言い方で、「わたしは静かでないと集中できないので、少しボリュームを落としていただけないでしょうか?」と自分を主語にしてお願いする形で伝えるのも、効果的でしょう。

遠回りに思うかもしれませんが、まず相手の話を十分に聞くことからはじめて親しくなれば、冗談っぽく「ちょっと静かにして」などと伝えることも可能になるはずです。

(2)間接的に伝えて黙らせる方法

うるさく話している人に、「○○の件で確認させていただけますか?」などと質問して話題を変えるきっかけを作ったり、「○○をお願いできますか?」と今すぐする仕事を割り振ったりすることで、その場の雰囲気を変えやすくなるでしょう。

あるいは、うるさい人が話す話題に積極的に参加して、途中で「わたし達うるさくなっているかもね」「静かにしよう」と誘うとか、わざとらしく時計を見て「そろそろ仕事しなきゃ」「続きはまた今度」と切り替えを促すとか、「一緒に○○しよう」と自分のペースに巻き込んでしまうのもひとつの方法です。

▶次のページでは、自分でできる対策を解説します。

次のページを読む

SHARE