お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

仕事が忙しい人の特徴5つとは? 忙しい本当の理由と対処法

トイアンナ

「仕事ができないのに忙しい人」を抜け出す方法

というわけで、「仕事ができないのに忙しい人」を脱し、「仕事ができる人」を目指しませんか。

仕事ができる人になりたければ、(1)スケジュールの逆算と、(2)断る力を身に着けることが肝心です。

(1)「逆算スケジュール」を身に着けよう

まず、スケジュールの逆算は簡単で、「これお願い」と言われたら、全体を見ることです。

たとえば小学校時代、夏休みの宿題へ取り掛かる前に「なるほど、宿題は全部でこんな感じか。ってことは、算数が20時間、国語は得意だから5時間、観察日記は色塗りもあるし10時間かな……」なんて考えてから動けていたら、後から泣くこともないはず。

そして、時間を割り振ってお尻(最終日)から逆算すれば、自分が今の時点で間に合うか、間に合わないかがわかります。

間に合わなさそうなら今すぐ上司や周りに頼りましょう。土壇場でパニックになって頼むのではなく、最初に頼れば「仕事ができる人」でいられます。

(2)「断る力」を磨こう

次に「断る力」を身に着けましょう。たとえば、職場の人との飲み会。週に1回行くのではなく、月1回なら楽じゃないですか。年1回なら、もっと楽でしょう。

ギリギリまで飲みを減らしてその分プライベートに割いた方が有意義ではありませんか。どうせ酔っぱらっている間の記憶なんて、相手もちゃんと覚えてないでしょうし。

いきなり押し付けられる仕事も「ちょっと今忙しくて……」ではなく、「申し訳ありません、いまだと最短で〇日にしか準備できなくて……」と相談すれば、相手も「あ、じゃあ他の人にするね」と考えられます。

先ほど書いたスケジュールの逆算ができていれば、断り方も具体性が生まれるのです。

仕事を断っても、嫌われることはありません。むしろ引き受けたのに完遂できない方が嫌われます。

ですから勇気を出して「どうしてもお引き受けする自信がなくて」と言ってしまいましょう。仕事ができないと伝えることが、むしろ“仕事ができる人”感を出せます。

デキる人ほど、自分の限界を知っているからです。

仕事ができる人は忙しくても楽しい

仕事ができなくて忙しい人はストレスでいっぱいです。一方の仕事ができて、できるがゆえに忙しい人は、毎日が充実しています。

同じ「忙しい人」なら、ぜひ後者になりましょう。

まずは自分の限界を知り、できる仕事のみを引き受け真摯に取り組みましょう。“できる人感”を出して上手に断ることが肝心ですよ。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年01月24日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。

●ブログ「トイアンナのぐだぐだ」
http://toianna.hatenablog.com/

●Twitter
https://twitter.com/10anj10

●公式サイト
https://renaijuku.co.jp/

この著者の記事一覧 

SHARE