優しくなりたいあなたへ。「本当に優しい人」の特徴【診断付】
心理学で考える「本当に優しい人」の特徴
人が優しさを見せる理由はさまざまであるということ。中でも、思いやりからくる純粋な優しさとは、どのようなものなのでしょうか。
ここでは、そんな「本当に優しい人」の特徴を挙げていきます。
(1)自分にも優しい
意外かもしれませんが、人に対して優しい人は、もれなく自分にも優しいものです。自分の気持ちや欲求に対して素直で、自分の好きなことをやっています。できないことはできないと断り、自分の好きな人との時間を大切にしているのです。
このようなタイプは、明るく大らかな性格で、精神的に余裕があります。自分を犠牲にする優しさは、長くは持ちません。余裕があるからこそ、人に対しても優しくできるのです。
(2)なんでも受け入れない
なんでも、誰でも受け入れるのが優しい人というわけではありません。自分を利用してくるような人や悪意のある人に対しては、毅然とした態度でNOを言えることが本当の強さであり、優しさです。
もしも友達が間違ったことをしているなら、きちんと理由を述べて「それは良くないと思うよ」と教えてあげることができるのも特徴です。
(3)他人の価値観を尊重する
自分の価値観はしっかり持っていますが、他人を受け入れる懐の広さもあります。他人と価値観が違っていたとしても、「そういう考え方や生き方もあるよね」と尊重します。
裏表がなく誰に対しても誠実です。その姿勢は恋愛においても変わりません。
(4)依存をさせない
悩んでいる人や困っている人に手を差し伸べるときは、相手が自立していけるように忍耐強くサポートします。うまくいっていないときでも、相手の力を信頼して見守り続けます。
相手の弱い部分に踏み込んで積極的に手助けをし、結果的に自分に依存させてしまうようなやり方は取りません。
(5)他人の幸せを自分のことのように喜ぶ
優しい人にとっては、他人の幸せが自分の幸せに繋がっています。まわりに良いことがあれば、「良かったね!」と心から喜ぶことができるのです。
幸せや喜びは、自分だけが握りしめるものではなく、分かち合うことによってより広がるということを知っています。
(6)見返りを求めない
「与えて終わり」の考え方なので、自分のしたことで喜ばれたら当然うれしいですが、これといった見返りがなくても平気です。
相手に対して過度な期待もないので、「私があんなにやってあげたのに……」と文句を言うようなこともしません。
(7)相手の立場に立って考える
「プレゼントをあげるときは、相手が欲しいものをあげる」というように、相手の立場に立って物事を考えます。相手が「卑屈にならないように」「気を使わないで済むように」と思うので、さりげない気遣いをすることも多いです。
人の世話を焼くことが好きだったり、誰かのためになる行動を取ることに喜びを感じやすい人は母性本能が強いといいます。あなたは母性本能が強いタイプでしょうか?