お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

交際0日婚だっていいじゃない。わたしの恋愛革命

【特集】恋愛革命2020

児玉珠里(もみじまんじゅりー)

自分の好きなように自由に恋愛したい、すべての女の子たちを応援する特集【恋愛革命2020】。今回は、2016年に交際0日婚をした人気ブロガーのもみじまんじゅりーさんが、悩める女性たちに向けて自由な恋愛観を提案します。

恋愛にルールなどない。普通の恋愛、いい彼氏、素敵な結婚ってなんなの? 誰が決めたの?

恋愛は誰かのためのものじゃない。自分をよく分析し、自分に一番しっくりくる恋愛をしようよ。

ヒモ男や浮気する男と付き合ったって、マッチングアプリで出会ったって、歳が20個離れていたって、同性同士だって、事実婚だって、私のように交際0日で結婚したって、自分が幸せならそれでいい。

友人や世間がどうこう言ったって、その恋愛に責任を持ち、幸せかどうかを決めるのはあなた。あなたの人生だから、あなたが思う幸せをあなたの方法で追求して。

自分の恋愛パターンに飽きたから結婚してみたくなった

結婚して3年経った私だけど、独身時代の恋愛パターンはこれ。

ビビッときた人と同棲→ある程度長く付き合うが嫌なところが見えてくる→同棲解消→タイミングよく現れた人となんとなく付き合う→そっこー別れる→ビビッときた人と同棲……(エンドレスリピート)。

要は、相手の嫌なところが見えたときに耐える忍耐力がない。2人で向き合ったり改善したりするのが面倒くさくて逃げてしまう。

ストレスを抱えるくらいなら彼氏なんていらない。「次行こ~、次~☆」というスタイルで、安定など別に求めていなかった。

友達からも「一生、恋愛してそう。結婚しなさそ~」とよく言われていた。別にこのスタイルが悪いと思わなかったし、楽しかった。

しかし、社会人になり会社でなんとなく働く日々に疲れ、恋愛もいつものパターンで当時付き合っていた彼と距離を置いたとき、ふとこの生活に飽きた。同じことの繰り返しで、退屈だと感じるようになった。

これが結婚を意識しはじめたきっかけ。何かいつもと違うことをしてみたくなった私は、結婚って人生でまだ一度も経験したことのない新しい世界だと気づいた。結婚に憧れはなかったけれど、どんなもんかと好奇心があった。

私が結婚をしたかった理由は、いつもの自分のパターンに飽きて新しいことに挑戦してみたかったからだ。

交際0日婚を決めた理由

ちょうどその頃、友達2人と食事をする機会があった。そのうちのひとりは今の夫で、居酒屋で酔っぱらいながら「最近、結婚ってアリだと思うんだよね! 私、結婚してあげてもいいよ~。結婚してよ!」なんて冗談で話していた。

後日、彼に付き合ってほしいと告白されたが、私はまだ恋人ときちんと別れていなかったし、何より彼のことを全然知らなかったのでさらっとお断りした。それで終わると思った。

しかし、彼は思いがけないことを言ってきた。「付き合えないのは分かった。じゃあ結婚は? 結婚してみたいんでしょ」と。彼はなぜか本気で、次に会ったときには婚姻届を持ってきた。

そんな彼に私はビビッときた。この人と結婚してみたい、と思ったのだ。親や今の恋人になんて話せばいいのか? と頭をよぎったけれど、これは人生の転機だ! 私が幸せに生きるためにこの波に乗らない手はない! と決意し「わかった、いいよ!」と返事をした。

それに、付き合うより先に結婚を決めてしまうほうが、飽きっぽくて忍耐力のない私には向いていると思った。

今までは、相手とうまくいかなくなればすぐに別れていた。しかし、結婚となるとそう簡単に別れるわけにはいかず、嫌でも向き合わなければいけない。

結婚して最初の頃は、お互いのことをよく知らないから衝突ばかりで大変だったけれど、途中で気づいた。私、今の生活に全然飽きてないじゃんって。むしろ、刺激的で私にしっくりきていた。

言い方は悪いが、いろんな人に乗り換え続けるより、ひとりの相手と向き合って2人でああでもない、こうでもないと問題を乗り越えていくのはやりがいがある。

絆が深まって相手のことが愛おしくなるし、心地いい関係を築き上げる作業は自分を成長させてくれる。結婚して3年経った今でもそう思う。

結婚って安定することだと思っていたけれど、私にとって結婚生活は刺激的だ。

世間では交際0日で結婚するなんて、無謀だしリスキーだし非常識だと思われているかもしれない。だけど、私にはぴったりだった。私が幸せを掴むためにはこの方法でなきゃダメだった。

外野を黙らせるくらい幸せになれ

「親に結婚を反対されています。どうすればいいでしょうか」「彼のことが大好きですが、友達から彼はやめたほうがいいと言われます。別れるべきですか」など、よく相談される。

そんな女性たちに私は言いたい。誰のために生きてるの? 世間やまわりの目を気にしているようじゃ幸せは掴めないよ。

まわりになんと言われても、自分の幸せは自分で掴みにいかないと誰も用意してくれない。きっと、あなたが幸せそうに見えない隙があるから、まわりがとやかく言うのだと思う。

もっと自分自身が幸せになることに貪欲にならなきゃ!

恋愛にルールはない、あなたが幸せだったらそれでいい。

(もみじまんじゅりー)

※この記事は2019年12月07日に公開されたものです

児玉珠里(もみじまんじゅりー)

大手婚活会社退職後、本格派アーユルヴェーダサロン【Lakshmi】のセラピストに転身。恋愛・美容・ヨガ・スピリチュアルを学ぶ。「全米ヨガアライアンスRYT200」「耳つぼジュエリーセラピスト」の資格保持者。2016年に交際0日婚をした新米主婦。

●Instagram
https://www.instagram.com/momijiman_julie/

●ブログ
http://www.dclog.jp/julie0914/

●note
https://note.mu/momijimanjulie8

この著者の記事一覧 

SHARE