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「好き」って最強じゃない? 小関裕太が語る「全力恋愛論」

マイナビウーマン編集部

たくさんの男の子をもてあそぶ恋愛も、ちょっぴり背伸びした片思いも、悪い男との危険な恋も。どれだけ女友だちに反対されたって、親に文句を言われたってかまわない。自分の好きなように自由に恋愛したい、すべての女の子たちを応援する特集【恋愛革命2020】。今回は、映画『“隠れビッチ”やってました。』から小関裕太さんのインタビューをお届けします。

「愛されたい」気持ちはむくむく成長しているけれど、「好きになったら負け」とも心のどこかでまだ思っている。自分に自信なんてこれっぽっちもない。

難しく考えずに、みんな幸せな恋愛ができればなぁ。この映画を観て単純にそう思った。

12月6日(金)公開の映画『“隠れビッチ”やってました。』は3年間で振った男の数が600人という、この世の男を“もてあそビッチ”している主人公・ひろみ(佐久間由衣)が肥大化する「愛されたい」という気持ちと対峙し、もがきながら成長するストーリー。

今回お話を聞いたのは、ひろみが本気で好きになるナチュラルにモテる男子・安藤を演じた小関裕太さん。王子様を体現したような彼に、映画を通して彼自身の恋愛観について聞いてみた。

“隠れビッチ”は才能だと思う

――今作では小関さんが演じられたモテる男子・安藤も、やっぱり“隠れビッチ”のひろみに心動かされていましたよね。

ひろみのテクニック、すごかったですよね(笑)。

――女性の私からみても計算されすぎていて恐ろしかったです(笑)。彼女が男性からモテるのはなぜだと思いますか?

まず、第一に相手に寄り添ったコミュニケーションが取れる。自分がどうしたいかではなくて、「向こうが何を望んでいるのか」を基準に考えているところがすごいなって。

それって、分析力ですよね。草食系や肉食系、さまざまなタイプの男性を分析して、相手の気持ちが動くポイントをしっかりおさえている。そして、その気持ちを冷まさないみたいな。才能だと思います。

それと、分析のうえでの行動がナチュラル。演技派ですね。

僕は妹や母と仲がいいほうですし、役者をやっているせいもあって、女性の行動に対して「今のボディタッチってちょっと変だったな」とか「わざとだな」って思っちゃうこともあるんです。

でも、彼女の場合はそれがまったくない。嘘じゃないように感じさせるっていうのは本当に難しいことだと僕は思うので、近くにいたら怖いなって感じます。

――では、小関さんもひろみのような女性に出会ってしまうと、騙されてしまう可能性がある?

僕は傷つきたくなくて、自分が傷つかないように相手をよく分析するのですが、やっぱり彼女の本性は見破れないかな。だから、騙されちゃうかも(笑)。

――世の男性はすべからく見破ることができない……。

うーん。そんなこともないと思うんですけど……。女性同士だから抱く違和感のようなものに気づける男性はきっといる、という願望だけお伝えしておきたいです(笑)。

どんな過去があっても、好きになっちゃうかも

――作中では、ひろみの友人・彩も好きになった男性にすぐ体を許すせいかセフレ止まりになってしまうことを悩んでいましたよね。そんな、”セフレ止まり”の彩や“隠れビッチ”のひろみの恋愛を通して、女性の恋愛に対する価値観って変わりましたか?

まず、(セフレやビッチという)ド直球な言葉にドキッとしてしまいました(笑)。

――恥じらいもなく、すみません……(笑)。

いえいえ。そうですね。ひろみの「好きって言われるだけでいい」みたいなところは、少し理解できる部分もあるんですよね。男性として彼女を好きだった場合は、ヤキモチを焼いてしまうかもだし、すべてを容認するわけではないですが。

ただ、彩のようにひとりと向き合った結果、そういう関係になってしまうのは正直つらいです。だって、自分が好きな相手が「誰にでも体を許している」のを想像したら悲しい。

――確かに……。では、好きになった女性に“隠れビッチ”や“セフレ止まり”という過去がある場合、小関さん自身それを受け止めることは難しいのでしょうか?

いや~、受け止めちゃうかなって思います(笑)。

友だちとかがそんな女性と付き合うって聞けば不安になるかもしれないけど、恋に落ちたらどうなるかなんて、僕自身もわかりません。

――ただ、彼女たちの行動は、自分に自信がないからこそ承認欲求を満たす手段として男性をもてあそんだり、体を許してしまったりするわけですよね。そんな自信のない女性が、前向きに恋愛するにはどうすればいいのでしょうか?

僕は学生時代あまり恋愛してこなかったほうなので、それこそ自分自身に自信がなかったです。

さっきも傷つきたくなくて相手を分析すると言っていましたけど、分析して、まわりの人にあって自分にないものが見えると、余計に自信がなくなるし、恋愛でも自分には見合わない相手だと諦めてしまうこともありました。

でも、誰かのことを「あっ! 好きだ」って気づく瞬間ってすごく嬉しくないですか? 自分の身なりとか、持ってるものとかに自信はないけれど、自分の「好きだ」というこの気持ちだけには自信がある。

だから、みなさんのなかに生まれた「好きだ」という気持ちに、自信を持ってほしい。そして、その気持ちを隠さず伝えてください。

「好き」という言葉には強いパワーがあるから。その言葉に人は動かされるんです。

INFORMATION

映画『“隠れビッチ”やってました。』

自信がない、素直になれない。だから、チヤホヤされたい――。

(C)2019『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社

26歳の独身女・ひろみ(佐久間由衣)の趣味&特技は「異性にモテること」。絶妙なテクニックで相手を翻弄し、告白されたら即フェイドアウト。そんな恋愛を繰り返すひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)は「最低の“隠れビッチ”ね!」と呆れるが、彼女の耳には届かない。

そんなある日、気になる異性・安藤(小関裕太)が現れるも数年ぶりの負け試合。本気の失恋にショックを受けたひろみは、やけ酒で酔いつぶれているところを同じ職場の三沢(森山未來)に目撃されてしまい……!?

たくさんの男に「好き」って言われて自信がチャージされればオッケー!? 3年間で振った男の数600人! もてあそビッチな彼女が本当の幸せに気づいたとき、出した答えとは?

(取材・文:鈴木美耶/マイナビウーマン編集部、撮影:須田卓馬)

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※この記事は2019年12月03日に公開されたものです

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