結婚前に知っておきたい「義家族との付き合い方」 #エマちゃんの結婚革命
自由な時間がなくなる、好きな仕事ができなくなる……。「結婚はコスパが悪い」とも言われ、一歩踏み出せない人も多い。だけど実は、時代とともに「結婚生活」の価値観もアップデートされて、自分らしいライフスタイルを選べるようになっているんです! Twitterで人気のエマちゃんが、ご自身やまわりの夫婦の実例から、新しい結婚スタイルを提案します。
今回の「エマちゃんの結婚革命」は、マイナビウーマン編集部さんに提案された「相手の家族・親戚との付き合い方」というテーマ。
出だしにして「それはもう相手の家族の人間性次第ですね」で終わってしまいそう……(笑)。
幸いなことに、わたしの夫の家族・親戚はとても人がよく、めちゃくちゃ優しくて、干渉も一切してこないし、おいしい食材を送ってくれたり、誕生日や結婚記念日などわたしでさえ忘れそうな記念日に「おめでとう」とLINEをくれたりします。
お家にお邪魔させてもらうときも、お母さんが用意してくれた部屋着にすぐ着替えて、たくさん出てくるお料理やおやつを食べてはのんびり……。
わたしが気を使うより、向こうのほうが気を使ってくれてますね。書いていて反省してきました(笑)。
ちょうど私たちの母親世代までって、お姑さんの過干渉やいじわるに苦労してきた過去を持つ方が多く、「自分はそういうことは絶対したくない」と心に決めている人も多いなという実感があります。
「子どもはいつ作るの?」とも聞いてこないし、「妻とはこうあるべき」などの説教も一切ありません。
わたしの友だちもうまくお付き合いしている子がほとんどなので、もしかしたら時代もそうさせているのかもしれませんね。
とはいえ、すべての女性が結婚後の家族・親戚付き合いに苦労していないわけではないし、それが不安で結婚に踏み切れない未婚女性もいると思います。
今回はそんな女性たちのために、相手家族・親戚との付き合い方のコツを教えます。
もしも結婚したら。義家族・親戚との付き合い方
義家族とも、家族らしく過ごす
わたしが結婚してよかったなと思うことに「家族が増えたこと」が挙げられます。
家族という人間関係は、助け合い、愛情を与え合い、何かあったら自分ごとのように喜び、悲しみ……と思いを共有し合うものだと思っています。
そういう人間関係が、結婚することで2倍に増えたのは嬉しい。自分の強力な味方が増えたみたい。
だからこそ、わたしは義両親・親戚とも、より家族らしくいることを意識しています。
あまり気を使いすぎず、本当の家族のように、ラフになんでも話すようにしています。
夫の様子を定期的にお知らせする
もうひとつ意識しているのは、夫の様子をコンスタントにご家族に発信すること。
ご家族にとって一番かわいいのは息子であることは間違いない。
男の子の親って「息子が全然連絡をよこさないのよ〜」とよく嘆いているけど、結婚してからはなおさらそうなのではないかなと思います。
女の子は母親と仲がいいことが多いので、しょっちゅう連絡をとったり、会ったりするけど、男の子はあまりそうしないよね。
でもご両親は絶対、息子のことを「元気にやってるかしら……」って心配してるじゃない?
だから「最近の夫くんはこんな感じでーす!」とか「今日から旅行に行きまーす!」とかは、私のほうが義母さんに連絡をすることが多いです。写真つきで。
実際に会ったときには、いつも夫がどういうことをしてくれているか、家での様子などを話しています。ご両親の前でたくさん褒めてます。
記念日にはプレゼントを贈る
あとは、母の日や父の日にプレゼントを贈るのも私の仕事。
男性はマメじゃない人が多いから、すぐ忘れるし、やろうとしない人もいるよね。
でも私はそういう日は、義務感というより普段から本当に感謝しているのでやりたいなって思っています。だから欠かさず私が担当して贈っています。
夫ひとりだけで実家に帰る日を作る
最近は夫だけを実家に帰す日も作っています。これができるのも、子どもがいないことと、実家が近いからだと思うけど。
夫にとっても、私と一緒にいるのと、ひとりでいるのとではまた違いますよね。
ご両親も全然気を使わないでいいだろうし、夫だけにできる話もあるだろうと思って。
夫も大好きな両親とゆっくり話せたり過ごせたりするのは、精神安定剤になるかなと思ってそうしてます。
「お嫁さん」として気をつけること
親戚のなかにポンと若くてかわいいお嫁さんが入ってくると、親戚のおじさんたちがちやほやしはじめますよね……。
それには結構注意が必要で、義母さんにヤキモチを焼かれたり、よく思われなかったりすることも多いみたい。
家族といるときに女を出さないように意識するのは大事ですね。服装や距離感に気をつけましょう。
私は幸いにも家族に恵まれたけど、もし関わりたくない人が家族だったら容赦なく関わらなかったかもしれないです。
実の家族であろうとも「本当に無理なら縁を切ってもいいでしょう」と思っているくらいなので。
親戚付き合いが嫌で嫌で、結婚生活も嫌になったら元も子もないじゃないですか。
本当に無理だったら適度に距離を置いて関わらない。それが一番だと思います。
でも最初に述べたように、家族が増えるというのはやっぱりすごく幸せなこと。だから仲良しで関係が密接なのに越したことはないですよね。
だからこの関係をこれからも大切にしていきたいと思っています。そのために私ができることはいろいろしていきたいな。
(エマちゃん)
※画像はイメージです
※この記事は2019年11月27日に公開されたものです