お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「詰めが甘い」の意味とは? 特徴と心理・克服方法を解説

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

詰めが甘い人の特徴

詰めが甘い人の特徴を挙げてみました。いくつ当てはまるかチェックしてみると面白いかもしれません。

たくさん当てはまったなら「詰めが甘い」と周囲に思われている可能性ありです。

(1)うっかりミスが多い

大きなトラブルをおこすタイプではありません。

ちゃんと物事を進めようとできる人ですから。しかし誤字脱字や忘れ物など、ちょっとしたミスをすることがあるのですね。それも一度や二度ではないかもしれません。

いわば、うっかりミスをするタイプです。

(2)遅刻が多い

ルーズな人間というわけではありません。

むしろ間に合おうという意志はあるのです。なのに鍵の閉め忘れ、忘れ物、集合場所のミス、などによって集合時間に遅れてしまうことがあるわけです。

最後の最後で、遅刻認定されてしまうのです。

(3)ある程度のところで「大丈夫だろう」と考える

いいところまでは頑張れるわけです。

はじめの段階は手をぬくこともありません。集中力もバツグンです。

ただ、ある程度の(大抵は終わりが見えた)ところで、耳もとで悪魔がささやくように「大丈夫だろう」と考えてしまうのですね。最後のチェックがおろそかになるのです。謎のポジティブ思考です。

そして詰めが甘い結果になるというわけですね。

(4)ぼんやりしている

特に理由がなくとも、ケアレスミスが目立つ人もいます。

企画が得意な人や経営者タイプに多いかもしれません。このタイプは頭のなかで他のことを考えたりなど、ぼんやりしている人に多いです。

つい集中モードに入ると、現実的な細かいことが目に入らなくなるのですね。

(5)落ちつくのが苦手

詰めが甘いのは、結果を急ぐからでもあります。

時間をかけたほうが良いものになるのに、仕事の資料や、テストの答案を、せかせかと提出したくなるわけです。はやく次の段階に移りたくなってしまう。ゆっくり時間をかけるのが苦手なのですね。

腰を落ちつけて、目の前のことに集中する。詰めが甘い人は、それが苦手なのです。

詰めが甘い人の心理

詰めが甘い人の心理は大きく2つに分けられます。

(1)これで大丈夫だろうという願望が先走ってしまう

これは自信過剰や、謎のポジティブさ、あるいは仕事をするのがめんどくさい、といった心理が原因です。性格の問題といえるでしょう。

つい最後まで突きつめずに完成したと考えてしまうわけですね。

(2)そもそも細部に目がいかない性質である

これは考え方に原因があるというわけではありません。

そもそも、そういう脳のタイプであるというイメージです。そのぶん、アイデアを出したり、想像力を活かすのが上手といった傾向があります。

適材適所という言葉もあります。もし緻密な作業が苦手であれば、その代わりに、自分が得意なことを探してみるのもいいかもしれませんね。

次のページを読む

SHARE