だからだよ! 「遅刻する人」の特徴5つ
遅刻しがちな人は朝の行動に理由がありそう。今回は、仕事系ライターの早咲礼子さんにその原因を考えてもらいました。
人間ですから、時には寝坊することがあります。朝、目が覚めたら、もう始業時間が過ぎていて、「あー、マジか」と、しばらく頭が真っ白になってしまいます。
でも、頻繁に遅刻する人の中には「時には寝坊」が当てはまらないこともあります。「もう少し早く起きて」と注意しても、話を聞いてみると、起床から出かけるまでの準備時間は十分すぎるくらいにあることが多いよう。
ではなぜ、遅刻するのでしょうか。今回は、遅刻する人の朝の行動をひも解いてみます。
(1)朝から洗濯をしている
確かに朝から洗濯して干すと、気持ちいいですよね。特に天気がいいと、その日はやる気がでるというものです。洗濯機から出した洗濯物をきちんと伸ばして、きれいに干すなんてことは、いい朝を迎える秘訣。でも、時間は大丈夫ですか?
朝からきれいに洗濯物を干すにはそれなりに時間がかかります。だったら、通常の準備時間以上に余裕をもって、少し早起きしたいところです。
(2)朝ご飯をゆっくり食べている
「朝ご飯を食べていました」という人のメニューを聞いてみると、ご飯に味噌汁、焼き魚などちゃんとした朝の和食フルコースで、それは体に良さそうだなと、聞く方は一瞬、関心してしまいます。
でも、よく考えてみてください。規則正しい食事をとることは大切ですが、だからといって、遅刻していい理由にはなりませんよね。もっと早くに起床するか、前日の夜に準備してから寝るようになど、工夫が必要です。
(3)バスが時間通り来ない
道路が渋滞していると、バスはすでに定刻からかなり遅れて、乗車予定のバス停に到着する、なんてことはよくあります。
でも、定刻どおりの運行が信条の電車ならいざ知らず、バスはなかなか定刻どおりにはきません。当日の道路の混雑状況などによって遅れて到着することはよくあること。
バスを利用するのなら少し早めに会社に到着できる便に変更する、など何度も遅刻してしまうようなら見直しが必要です。
(4)なんとなく遅れる
「なんとなく遅くなってしまいました」と言われると、「え?」って聞き返してしまいますよね。
遅刻の理由が自分でも分からないなんて大問題! そもそも朝、何に時間がかかっているか分からず気付くと遅れてしまっているのです。
こんなケースで悩んでいる人は、朝の行動を見直してみましょう!
(5)言い訳が多い
「母から電話がかかってきた」、「コーヒーをこぼしたので、片付けていたました」、「シャワーが壊れていて」、「目覚ましがならなかった」などなど、毎回、遅刻の理由が違うのだけれど、とにかく頻繁に遅刻します。
でも、こういう人の遅刻理由の共通点は全部、「自分は悪くない」ということ。本人にとってはのっぴきならない理由なのでしょうが、回数が多くなると、残念ながら自覚が足りないとしか言いようがありません。
朝の優先順位は何か、分かっていない!
遅刻する人の共通点は「朝の行動の優先順位」がうまくつけられていないことかもしれません。
会社で働く人の、朝の最優先事項は「遅刻しないこと」です。
朝、やっておきたいことや無駄にしたくない時間があることもわかりますが、決められた時間に出社することができる上で、余裕があるからこそ、やって意味があることなのではないでしょうか。
どうしても遅刻ばかりしてしまう人は、朝の行動をしっかり見直してみましょう!
(早咲礼子)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年01月20日に公開されたものです