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「虚しい」という感情の正体。「人生が虚しい」と感じたら

小日向るり子

「虚しい」という感情を抱いたことはありますか? 虚しいとはどういう心理なのでしょう。人生に虚しいという気持ちを抱いたらどうしたらいいのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

この感情は何? 人間が「虚しい」と思う心理

人が「虚しい」と感じるときの心理とはどのようなものなのでしょうか? 考えてみたいと思います。

(1)寂しさ

たとえば同棲していた彼氏が家を出て行き、今まで2人で過ごしていた空間に自分しかいない。

こうした「今まで埋まっていたところが空になっている」というギャップは、孤独を浮き彫りにし、虚しさとともに寂しいという感情を混在させます。

(2)不安

前述した“空の巣症候群”などもその代表的なものですが、虚しさと同時に「これから自分はひとりで楽しみや生きがいを見つけて生きていくことができるだろうか」といった不安感がともないます。

(3)嫉妬・妬み

生まれながらの経済的格差、容姿、自分が何度やってもうまくいかないものをコネクションでうまくいかせた……。

こういった「結局最初から持っている人にはかなわない」という虚しさは嫉妬や妬みと同居します。

(4)喪失感

大切な人との死別や離別、ペットとのお別れといった「喪失」の感情は虚しさにもっとも近い感情といえるでしょう。

お通夜やお葬式のときに涙がまったく出ないということがあります。喪失感情というのは心が虚無になってしまった状態で、喜怒哀楽すらも出てこないのです。

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