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「虚しい」という感情の正体。「人生が虚しい」と感じたら

小日向るり子

「虚しい」という感情を抱いたことはありますか? 虚しいとはどういう心理なのでしょう。人生に虚しいという気持ちを抱いたらどうしたらいいのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

「人生が虚しい」と感じたときの対処法

自分の人生に対して虚しいと感じたとき、どうしたらいいのでしょうか。対処法を考えてみました。

(1)目標を立てる

資格を取得する、○○を半年以内に達成する、毎日△△する、など目標を立てましょう。

達成感を積み重ねることは心の空白を埋めることになります。

ただしその際、学習性無力感に襲われないように最初の目標は無茶をしないこと。徐々に目標値を上げていくようにしてください。

(2)自分を犠牲にしない

よく「自分を犠牲にしない」というと自己中と勘違いして抵抗感を覚える方がいますが、両者は全然違います。

自己中とは自分が楽しければまわりは関係ないという精神で、自己犠牲はまわりが楽しいのなら自分はどうでもいい、という精神です。

自分の心や身体を犠牲にして他者に尽くしたり迎合したりしても必ずその後に虚しさがやってきます。

自分自身に優しくなれると人にも優しくしようという心が自発的に生まれるのです。

(3)刹那的なもので紛らわさない

虚しさを感じたときに、刹那的な享楽で紛らわさないことが大事です。

たとえばお酒を大量に飲酒して酩酊する、一緒にいてくれるなら誰とでもかまわずベッドをともにする、など。

その場は虚無感が消えますが、ひとりになったときに数倍の虚しさとなって返ってきます。

紛らわすということは悪いことではありません。ただ、紛らわすのであれば持続性があるものにしましょう。人間関係であっても同じです。継続的に付き合えるような関係性の人にしましょう。

「虚しい」という感情は誰の心にもある

冒頭でも説明したように、生きたいという欲求と無になりたいという欲求は並行して誰の心にもあるものです。

虚しいという感情は決して心地よい感情ではないため、ついそこから気を紛らわしたり適当なもので埋めたくなってしまいます。

しかし、この「ポッカリとした感じ」から逃げずに頑張って変化を興してみましょう。

自分が心地よく生きるために労力を使うこと。ゆっくりでも積み重ねる時間が心の空白を埋め、さらに成長につながります。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

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