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ひとりで生きるのに向いている女性の特徴とは?

E子

「結婚願望もないし、一生独身なのかも」と感じると気になるのが「ひとりで生きる人生」です。女性がひとりで暮らすのは果たして辛いことなの? おひとりさま人生のメリット・デメリットと覚悟の持ち方について、30代独身ライターE子さんに教えてもらいました。

女性が「ひとりで生きる」ことで、社会的活躍が期待できたり、自由な人生だからこそ叶えられる夢があったり……そこには大きな可能性が潜んでいます。

なかなか覚悟が決まらない女性にこそ読んでほしい、ひとりで生きる覚悟を持つ方法です。

女性がひとりで生きるメリット・デメリット

女性がひとりで生きる覚悟をするにあたり、気になるのはやはりメリット、デメリット。

果たして今、無理して婚活を続けるべきなのか。早々にひとりで生きる方向にシフトすべきなのか。一緒に検討していきましょう。

ひとりで生きるメリット

女性がひとりで生きることには、こんなメリットがあります。

(1)男のように生きられる

このご時世に「男のように」なんていうのも無粋ですが、一番わかりやすい例えかなと思い、あえてこう言いました。

女性の人生はどうしても結婚・出産を絡めて計画されるものです。はじめから「生まない」と覚悟して貫ける女性は、いったいどれだけ存在するでしょうか。今は子どもはいらないと思っていても、自分自身の気が変わって、子どもが欲しくなる可能性だって考慮してしまいますよね?

結婚はともかくとして、出産をする可能性を加味すると、人生選択は「女性ならでは」の道になりやすいです。

産休育休がとりやすい会社での就業、配偶者の転勤について行ける労働環境の選択など、純粋に「やりたいこと」を「やりたいように」できていないケースがほとんど。

こればかりは、ひとりで生きる覚悟を持たないと、本当に「男のように」生きることは難しいと思います。

(2)自立による自信

自分で生計を立てている、自分は人に頼らずに生きていける……。そう実感することで、精神的安定が得られます。

扶養されるなど、他人に身をゆだねることは、楽そうに見えるかもしれませんが、そうとも限りません。自分の人生が他人にかかっているのはストレスになりえます。

車の運転だって、助手席に乗っているよりも、自分で運転するほうが楽しいと思いませんか? 自分の人生を自分で舵をとる、ということは大きな幸福感を生むでしょう。

ひとりで生きるデメリット

さて、女性がひとりで生きるのにはデメリットもあります。挙げだしたらキリがない気がしますが、最も重要な3点を確認していきます。

(1)周囲からの目、世間体が気になる

いまはアラサーだから、周囲から「結婚はまだか」と圧力をかけられるけれど、アラフォー、アラフィフになれば、周りも諦めて何も言わなくなるはず……。

そう思っている女性、多いのではないでしょうか。

確かに「アラサー」はまだ間に合う! 駆け込み乗車もまだ許しちゃう! 今がけしかけ時! とばかりに周囲も口うるさく結婚をせかしてくる時期です。

アラサーを過ぎれば、口うるさく言われる頻度はがくんと下がるのでしょう。

しかし、私は実際に見たことがあります。アラフィフどころかアラ還の独身女性でも「結婚しないのですか」と言われているところを……。

やはり世間体を気にする人にとっては、このストレスがいつまでも続くのは辛いですよね。

(2)いつかひとりでいることに飽きる日が来る?

今は、仕事をしたり、恋愛をしたりと忙しくしているので、「ひとりでも楽しい」と感じている女性も、50代、60代になっても同じように楽しめるかは疑問です。

ひとりで暮らす気ままな人生がいい! と思っていたって、いつまでその思いが持続するでしょうか。いつまでも恋愛ができるわけでもないですし、いずれ「寂しい」と思う日が来るかも……と心配するだけでもストレスです。

(3)老後が不安

これは私も母親から口酸っぱく言われることなのですが、ひとりで生きることを覚悟する際に、ひとりの老後のリスクはきちんと把握しておくべきです。

自分でなんでもできるから大丈夫、何かあったら人を雇って手伝ってもらうから大丈夫……と思っていても、認知症などで本人の意思確認が難しい場合、何をするにも親族の許可が必要になります。

また、病気で入院をした場合にも、パジャマやタオル類の交換など、意外と家族がいないと他人に迷惑をかけるケースも多いものです。

お金でなんでも解決できるというのは思い上がりですよ!! ……と、私は母から言われます……。こう言われると、辛い……。

ひとりで生きるのに向いている女性の特徴

続いて、ひとりで生きるのに向いている女性の特徴を挙げてみます。

(1)マイペース

当然のことながらマイペースな人、ひとりの時間が好きな人は向いているでしょう。

他人と生きるとなんでも自分のペースでやっていくわけにはいきません。ひとりのほうが、気楽に気ままに生きられるでしょう。

(2)価値観が特異

金銭感覚や、生活習慣など、何かが、一般人と大きくかけ離れている人。

似た価値観の人を探すのも難しく、また、自身の価値観を一般人に寄せていくのもストレスになる場合、ひとりで生きることが解決策になります。

(3)ひとりでできる趣味がある

複数名でしかできないスポーツなどが趣味の場合は、ひとりでいると寂しいと感じるタイプの人かもしれません。しかし、ひとりでできる何かを趣味としている人は、もともとひとりが好きな人が多いように思います。

また、ひとりで生きても、大事な趣味があれば寂しさを感じにくいはずです。

ひとりで生きるのに向いている女性の仕事

女性がひとりで生きていくのなら、以下のような仕事が向いていると考えられます。

(1)自営業・経営者

自営業や会社経営は、何かと仕事中心の人生になりやすいもの。公務員や会社員とは違って定時や休日もはっきりとなく、とにかくワーカホリックになりやすいものです。

仕事に没頭するにはひとりで自由な生き方がぴったりですし、休日に暇になって孤独を感じる暇もなく、最適な職業といえるのではないでしょうか。

(2)自分が本当にやりたい仕事

子どものころの夢や、チャレンジしてみたい目標。例えば、スポーツ選手やピアニスト、弁護士や医者、女優や探検家でも、なんでも目指せます。

ひとりだからこそ、自分が本当にやりたいことができる、これは大きな特権です。失敗しても迷惑をこうむるのは自分だけ。

年収も世間体も気にせず、盛大に夢をかなえてほしいです。

(3)誰かを助ける仕事

女性が、家庭を優先しながら働く……となると、「勤務時間が長すぎず、適度にお給料がもらえて、家から近くて……」などといった条件で仕事を選ぶことになりがちです。

それが悪いわけではありませんが、本当の意味で社会貢献になるような、誰かに奉仕するような仕事は、ひとりだからこそできる尊い選択だと思います。

プライベートよりも仕事を優先すべきような、やりがいの大きい仕事は、生きる源にもなるでしょう。

▶次のページでは、女性がひとりで生きる覚悟を持つ方法を紹介します。

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