小心者の特徴5つ。小心者になる原因や克服方法も解説(診断つき)
小心者な性格を克服・改善する方法
マイナスな特徴が目立つ小心者……。もしも自分がこれに当てはまっているとしたら、性格を変えたいと望む人は多いことでしょう。
臆病な自分に変化をもたらす、ちょっとしたコツとは? 最後に性格を改善するためのヒントを紹介します。
(1)「できたこと」に注目する
小心者の人は失敗した自分を責めて自信をなくす傾向があるので、できなかったことではなく、できたことに意識を向ける練習をしてみましょう。
寝る前などに、「今日は何ができたかな?」と振り返る時間をつくるのがオススメです。
そして、できた自分をちゃんと褒めて認めましょう。
時には、1年前の自分と今の自分を比べてみて、良い方向に変わったところはどれくらいあるのか振り返ってみるのも◎。自分が思っている以上に進歩していることに気づくはずです。
もし自分でわからなかったら、まわりの人に「1年前と今の私、どこが良い方向に変化した?」と聞いてみるのもひとつの方法です。
(2)自分の良いところを紙に書く
自分の長所を紙に書き出します。最低30個以上は書きたいものです。
自分で書いてみたけど5個くらいしか思いつかなかったという場合は、友達や親など自分をよく知る人に「私の良いところってどこだと思う?」と聞いてみて、紙に付け足します。
もし、直接聞くのが恥ずかしいときは、「〇〇ちゃんって、いつも気が利くよね」と相手を褒めると、相手も褒め返してくれるはず。それを忘れずに紙に書き足しておきます。
お財布の中や手帳などにその紙を入れておいて、時々見る習慣をつけると、自信回復に効果的です。
(3)「実験してみよう」という意識を持つ
何事も「実験してみよう」という意識を持つと、気持ちが軽くなるはずです。
仕事も「今回はこのやり方を試してみよう」と思いながら取り組むと、うまくいけば「この方法は使える」と発見がありますし、うまくいかなかったら「このやり方ではダメなことがわかった。次は違うやり方を試してみよう」と考えの切り替えができるはず。
軽い気持ちでさまざまな「実験」をすることで、自然と行動力がUPします。
(4)日常の中でちょっとしたチャレンジをする
日常の中でちょっぴり苦手なことにあえてチャレンジしてみると、行動を起こすハードルが下がります。
たとえば、飲食店に入ったときにいつもより大きな声を出して店員さんを呼んでみたり、SNSやメールではなくあえて電話で連絡してみたり、思いきって友達を遊びに誘ってみたり、ちょっと派手な格好をしてみたり……。
結果がどうであれ、チャレンジした自分を褒めることを忘れずに。日常の中で、ちょっとした「できた」体験を積み重ねると少しずつ自信がついてくるはずです。
(5)まわりの人が喜ぶことをしてあげる
人の評価を気にしないようにするためには、自分よりも相手に興味を向けることです。まわりの人が喜ぶようなことをしてみてください。相手から「ありがとう」と感謝されるようになると、自分自身に対するイメージが随分変わるはずです。
たとえば、相手の良いところを見つけて伝えてあげたり、話を聞いて共感したり、お土産を渡したり、できることはいろいろとありますよね。
「この人は、何をしたら喜ぶんだろう?」と考える癖をつけることがポイントです。誰かを喜ばせることができた自分に、いつしか自信が持てるようになるでしょう。
「できた」ことに注目して自信を回復
小心者の人は、自分が人からどう見られているかを過度に気にしがち。
小心者の人が自信を持つためには、できなかったことではなく、「できた」ことに注目することが大切です。振り返る時間を作って自分の成長を確認し、自信を回復させていきましょう。
また、人の喜ぶことをしてあげて感謝されるようになると、自己イメージは格段に良くなります。日常の中で小さな成功体験を積み重ねていき、小心者を克服していきましょう。
(高見綾)
※画像はイメージです
※この記事は2019年08月27日に公開されたものです