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専門家 出会い

視野を広げるには? パリピ会社員が闘病、作家デビュー、海外留学をはたすまで

白戸ミフル(恋愛コラムニスト)

ものごとを柔軟にとらえたり、広い観点でものごとを見たり、人としての幅を広げるには、「視野を広げる」ことが大切だとよくいわれます。そうはいっても、具体的にどうすれば「視野を広げる」ことができるのでしょうか。今回は、パリピ会社員時代に乳ガンが発覚、闘病のかたわらでマンガを一から勉強してプロデビューをはたし、現在は婚活も兼ねた海外留学中……と、常人離れの“劇的変化”を経験し続けている恋愛コラムニストの白戸ミフルさんに、ご自身の体験をふまえた「アラサー女性の視野の広げ方」を語っていただきます。

こんにちは!

フリーランスのライター・マンガ家、そしてステージ4乳がんサバイバーのアラフォー、白戸ミフルと申します。

今は英語の勉強のために、フィリピンで最大規模の語学学校QQEnglishの学生として、セブ島に3カ月間滞在しています。留学の目的は、夢である世界一周婚活旅行の実現と、仕事の幅を広げるためです。

ライター・マンガ家で海外留学中だなんていうと、少し特別に聞こえるかもしれません。

ですがつい5年前まで、私は人生に何の目的も価値も見いだせず、流されながら生きてきた、30半ばの会社員でした。

そんな私が、“とても狭かった視野”を広げ、目標を掲げ、夢をかなえることができたのは、ステージ4の乳がん闘病の経験と、友人からのアドバイスがきっかけでした。

乳がん発覚で、“考え方の相転移”が起こる

視野を広げる

今から6年前。34歳のときに、右胸にシコリがあることを自覚し、その約半年後、35歳のときに「ステージ4の乳がん」を宣告されました。

それまで毎年受けていた健康診断では一度も引っかかったことがないのに、突然“5年後の生存率が20%ほど”ともいわれるステージ4の乳がんを宣告され、私は生まれて初めて“死”と向き合いました。

そして、残り少ないかもしれない自分の人生を意味のあるものにしたい、と強く思うようになったのです。

“人の人生は突然終わる可能性がある”ということ

人生は突然終わる可能性がある

よく考えたらあたり前のことなのに、忘れてしまいがちな、この大事なことに気づいた私は、毎日を精いっぱい生きたい、そして“マンガ家になる”という子どもの頃の夢をかなえようと、闘病のかたわら、一からマンガを学びはじめました。

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もちろん簡単にはかなわず、挫折しかけたこともありましたが、何度も何度も描きなおし、編集部への作品の持ちこみを続けました。そして昨年、自分の闘病を描いたエッセイマンガ『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』を出版、その夢を実現することができました。

現在はひと通りの乳がん治療を無事に終え、寛解(かんかい)に向けて経過観察中です。

視野を広げて、自分の幸せを追求する

さらに乳がんになって、初めて本気で夢を追いかけるようになったのと同時に、私は“自分の幸せ”についても考えるようになりました。

何をするにも、私は、その感動を“誰かと共有”できないと楽しくない

そんな自分の価値観に、私は乳がんが発覚した35歳まで気づきませんでした。いつも遊びまくっていて、いつも恋人がいて、まわりにはいつも友だちがいて、さびしさを感じたことはなかったからです。

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しかし、乳がんが発覚してからしばらくして、当時の恋人にフられてひとりになった私は、“病気を告白できる友だちがとても少ない”という事実に直面。自分の生きてきた世界も、自分の視野も、とてもせまいということに気づいて、しばらく思い悩みました。

それをきっかけに、“もっと視野を広げたい”“自分の世界を広げたい”と考えはじめました。

まだまだ模索中ではありますが、今の私が考える自分の幸せは、「たくさんの人とコミュニケーションを取ること」なのだという結論にいたりました。

さまざまな境遇・経験者の話が背中を押してくれた

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たくさんの人とコミュニケーションを取る」とひとことでいっても、その方法はたくさんあると思います。もともと好奇心旺盛で、海外志向もあった私は、その方法として、“英語習得”のための海外留学を決意しました。

チャラチャラといい加減に生きてきたなかでも、年齢も性別もジャンルも問わずたくさんの人とかかわってきたため、友だちや知り合いという“つながり”だけは人一倍多い、と自負しています。そのなかに、会社を辞めて海外に飛び出したという人がいて、私は“仕事を辞めて留学する”という相談を、散々聞いてもらいました。

退職も留学も、ほぼ決意していたものの、アラフォーという年齢から、漠然とした不安がどうしても消えず、誰かに背中を押してもらいたかったのだと思います。

そして、今留学している語学学校の元副社長の友人や、脱サラして海外で働いている友人からも、「失敗しても命さえあれば何とかなる」「(やりたいことを)やらない後悔だけはしないほうがいい」など、たくさんのアドバイスをもらい、ついに実行に移すことができました。

“仕事を辞めて海外留学”する人は思いのほか多かった

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アラフォーで会社を辞めて海外に留学するなんて……、と日本では驚かれたり心配されたりもしましたが、いざセブ島に来てみると、同じように仕事を辞めて来たという人たちがたくさんいることにビックリします。

「英語の先生になりたい」とか「起業したい」といった確固たる目的がある人もいますが、一方で、「なんとなく」「リフレッシュと休暇も兼ねて」という人も多いです。

セブ島は、言わずもがなビーチリゾートとしても有名で、物価も安く、日本からも行きやすいため、勉強がてらのリフレッシュ目的で来る社会人が思いのほか多く、オススメです。

一歩を踏み出してわかったこと

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かくして、今もまだまだ爆走中ではありますが、30代半ばで会社員をしながら、マンガ家・ライターデビューをし、40歳で脱サラし語学留学のために海外(セブ)に飛び出した私、自分のやりたいことに振り切った決断をしてきたことに後悔は一切ありません。

むしろ毎日ドキドキワクワクしています!

会社員をしながらマンガを習い、マンガ家を目指したことは、決して簡単なことではなかったですが、自分のやりたいことに全力で取り組むことはとても楽しく、今思えばその充実感が免疫力のアップにつながり、乳がんを撃退できたのではないかと思うほどです。

もしも人生があと少しで終わるとしたら、何をしたいのか?

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留学中の現在も英語の習得に四苦八苦していますが、それぞれ事情を抱えながらも“英語を話せるようになりたい”という共通の目的を持つ仲間がまわりにいることは、たくさんの刺激になり、勉強も遊びも、毎日がとても充実しています。

人生に終わりがある”ということを意識してから、私は自分に正直に、ときに大胆な行動を取るようにもなりました。

まわりからは「勇気がある」とか「まねできない」とか「うらやましい」と言われることも多いですが、私はただ“自分の人生を大切に生きたい”と素直に思っているだけで、特別なトレーニングをしたわけでも、なにかコツがあるわけでもありません。

もしも今自分おかれている環境に変化を起こしたかったり、ステップアップしたかったりと、視野を広げることを考えている人は、“もしも人生があと少しで終わってしまうかもしれないとしたら、何をどうしたいか”を考えてみるといいと思います。

年齢を重ねてきて、以前より時間がすぎるのを早く感じませんか?

それはきっとその通りで、人生の時間は思いのほか短いです。視野を広げる、ほんの少しのきっかけにでもなると幸いです。

(白戸ミフル)

※画像はイメージです

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