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コラム 働き方

身も心もボロボロ。激務でつらいときの対処法 #お仕事ハック

ぱぴこ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「仕事が激務すぎてつらい」という女性のお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。

仕事が激務すぎてつらい

私はなかなかの激務企業で働いています。毎日終電まで残業し、メイクもファッションも気を使う余裕がなくてボロボロです。仕事へのやりがいはあるのですが、なんにせよ勤務時間が長すぎるし、社内外の調整が多すぎて体も心も疲弊しています。何より、このままずっと働き続けられるのか不安です。私はこれからどうすればいいのでしょうか。

私も仕事+睡眠しか記憶のない日々を送ったことがあるため、相談文を読んでその日々が脳裏をよぎり、一瞬気絶しかけました。

「仕事は楽しい」「しかし労働時間が長すぎる」「この先が不安」というのは、アラサー激務勢が一度は抱える悩みです。なので、気持ちは大変わかります。

しかし、最後がばくっとしすぎです。

「私はこれからどうすればいいのか」は残念ながら自分自身で決めなければなりません。そしてそれは「自分がどうしたいか?」という問いかけからしか出てきません。

「どうしたい?」を考えるために必要な4つのリソース

「自分がどうしたいか?」というコア部分の発掘をするには、まずは「自分の余剰リソースがどの程度あるか?」の確認が必要です。なぜなら、「自分がどうしたいか?」は大切な指標ですが、自己分析は余裕がないと、取り組んでもネガティブになったり破綻したりするからです。

確認するべき4つのリソースと指標は以下です。

(1)体力:体がきちんと動くか。疲弊・疲労していないか
(2)気力:自分を見つめ、新規の行動を実施する精神的余裕があるか
(3)時間:新規の物事に取り組む時間があるか
(4)お金:当面の生活が不安にならないお金があるか、投資できる余力があるか

取り組む際には、最低でも○が2つはほしいところですが、現状の相談者さんのリソース状況は以下です。

(1)体力:しんどくてボロボロ(×)
(2)気力:しんどくてボロボロ(×)
(3)時間:毎日終電で帰宅(×)
(4)お金:不明( - )

全然余裕がない。うん、知ってた!

激務勢は仕事に生活のリソースを奪われるゆえに激務なため、「ゆっくり考える」ための体力・気力・時間のすべてが「ない」状態に陥ります。「激務でお金を使う暇もない……」的に貯蓄はある可能性もありますが、激務・薄給のブラック企業ではオールナッシングの場合もあります。この点は相談文には記載されていないので、割愛します。

「一回休み」で強制終了し、戦略を練るしかない

「休みが取れないから激務なんだよ!」という叫びが聞こえてきそうです。しかし、リソース確保をしないと、アクションを決めることも実行することもできません。

激務勢が疲弊して倒れることでしか激務から脱出できないのには、大きく3つの理由があります。

(1)「休みを取る」ための調整をする余力が残っていない
(2)「休みを取る」ことへの恐怖がある(当日や後日の仕事の心配)
(3)周囲の人間への遠慮や配慮(自分だけ休むという罪悪感)

1~3がそれぞれ絡み合って「休暇」を取れない状況は想像できますが、休まずに働き続けて突然倒れたら結局まわりにかける迷惑は同じかそれ以上です。

人間、余裕が奪われると思考が暗くなり、「疲労からくる一次的な感情か」「抜本的に環境を変えるべきか」の判断もつかなくなります。その状態で「自分のこの先」を考えてしまうと、鬱などの精神疾患につながる可能性すらあります。

だから、まずは「休んでリソース確保」が必要なのです。

未来を考えるのは、足元を固めてから!

「休み」の長さは業務状況や「しんどい」レベルによりますが、短期~長期でざっくり3パターンあります。

(1)1~3日のスポット休暇を取る(有給を利用)
(2)1週間前後の休暇を取る(夏休み・お盆休みなどを利用)
(3)1カ月以上の休暇を取る(休職などの手段も含む)

3はハードルが高いですが、1は最悪の場合「体調不良」で突発的に取得することもできます。

繰り返しになりますが、スポット休暇でもいいから「休む」が最優先事項です。休まないと仕事でボロボロになるばかりで回復せず、ずっと「つらい」状態が続くことになります。

体力・気力・時間のすべてがない状態で、「今後どうするか」なんて未来のことを考えるのは自殺行為です。

「今後どうするか?」を考える前に「今の疲労回復」を考える。大きな話は足元が固まってから。

上記を唱えて、まず休む。今回は以上です。

POINT.

・「今後どうするか?」は自分の中からしか見つからない
・余裕がないときに未来のことを考えるとネガティブになるため注意が必要
・リソースがない状態で人は動けない。とにかく「休み」を掴み取れ!

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

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