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コラム 働き方

「指示待ち人間」じゃダメですか? #お仕事ハック

ヨダエリ(コラムニスト)

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「指示待ち人間じゃダメですか?」という女性のお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。

「指示待ち人間」じゃダメですか?

私はいわゆる「指示待ち人間」で、言われたことしかやらないタイプです。でも上司には「言われたこと以外もやってほしい」と自主性を求められます。だけど正直ほかにやりたいと思うことも、やるべきだと思うことも見つけられないので、今のスタンスのまま働きたいです。「指示待ち人間」じゃダメなのでしょうか?

私は上司の気持ちがなんとなくわかります。たぶん、あなたは仕事ができる人なのです。実務能力が高く、言われたことをきっちりやり遂げられる人。

職場にはそれができない人も山ほどいます。そして、上司はそんな部下には「言われたこと以外もやってほしい」なんて伝えたりしません。それ以前の段階だから。

つまり、あなたは上司から、次のステージに進める人だと見込まれているのです。

やりたいことも、やるべきことも見つけられないのは、あなたが自主的に仕事に取り組んで、ほめられたり感謝されたり喜びを共有したりした経験がないからだと思います。

そして、仕事スタイルから察するに、あなたはプライベートを大事にしている人では? 熱中できる趣味や活動があるのではないでしょうか。

そこで、想像してみてください。あなたが趣味がらみで何かの役目を引き受けた場合、どう動くか。

たとえば、あなたには大好きなアイドルがいて、ファン仲間が集まる打ち上げの幹事を任されたとしたら。店を探すにも、多数の口コミから料理の味や居心地を検証したり、アイドルゆかりの店や映像が流れる店を探したりと、頼まれていない部分まで吟味しませんか?

あるいは、コスメが大好きで使用レポを日々投稿しているなら。実際の色味が伝わるよう、写真をいろいろな角度で撮ってみるなど、読み手に伝わるよう試行錯誤しませんか?

それは好きなことだから……と思うかもしれません。ならば、振られた仕事を好きなことに置き換えて取り組んでみては?

たとえば、セミナーのレポートを出すように言われたら、「これはファンクラブ会報に載せるライブレポだ」と考える。データ整理を頼まれたら、「私はコスメオタクが欲する名品データベースを作るのだ」と考える(笑)。

すると、「レポには自分以外の参加者のコメントも載せるのはどうか?」「データベースの検索条件に『香り』を入れるのはどうか?」など、自然とアイデアがわいてくるはず。それを仕事に応用するのです!

えええ……と面倒に思うかもしれませんが、要は、かゆいところに手が届く仕事を一度実践してみてほしいのです。手間がかかった分、必ず評価してくれる人がいます。そして指示を越えた仕事が評価されたときの達成感は、味わった人にしかわかりません。

指示待ちスタンスで行きたい、と決めるのは、そのあとでいいと思いますよ!

POINT.

・あなたは仕事ができる人
・次のステージに進めると見込まれている
・振られた仕事を好きな分野に当てはめれば、何をすべきか見えてくる
・かゆいところに手が届く仕事をして、未体験の充実感を味わってみては

(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)

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