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恩着せがましい人の特徴とは? 無理やり恩を着せる人への対処法

やまとなでし子

恩着せがましい人の心理

(1)恩は先行投資! 利息のついたバックを期待!

純粋な親切心ではなく、自分がやっただけ相手にも見返りを求めています。

売った恩を将来への投資のように考えており、自分に返してもらうことで最終的に利益を得たいという考えです。

なので、自分が損をすることだけは許せない。

見返りを大きくしたいので自分がやったことは細かいことでも覚えているし、それを盛りがちに話す癖があります。

「あのときあなたがピンチだったから私も言ってあげたのよ~」
「あのときあなた大変だったよね~(私のおかげで切り抜けたでしょ?)」
(実際は大して大変ではない)

と相手を下げつつ、自分がやったことを酔ったおっさんの武勇伝の如く大げさに何度も話すので、またそのアピールか……と周囲もウンザリ。

なんにでも首を突っ込みたがる傾向も。

(2)早くいい人になりた~い!!

彼らには共通した自分の理想像があるのです。

それはみんなから慕われ愛される、まさに万人が認める「いい人」。

それを追い求めることはもちろんいいことなのですが、方法がちょっとおかしい。

本来なら損得勘定のない自然な振る舞いからまわりの信頼を徐々に得て慕われていくところを、すべての経過をぶっ飛ばして「これをやったんだからすぐ褒めてほしい!」「私はいい人でしょう?」と自分の欲求のままに突っ走ってしまうのです。

本来人間環境はコツコツと信頼を積み重ねて構築していくもの。妖怪人間ベムのあのセリフのように「早くいい人になりた~い!」と階段を一気に10段飛ばしで自分の理想像に到達しようだなんてそうは問屋が卸しません。

(3)恩で自信のなさを埋めて居場所を作りたい

基本的に自分に自信がなく、周囲に恩を売って感謝をしてもらうことで「自分がここにいていいのだ」と安心感を得て、居場所を作ろうとしているのです。

このタイプは根がいい人なのでありのままの姿で好かれる要素を持っているのに、不安から人の顔色を伺い過剰にやりすぎて鬱陶しがられたり、一歩引かれてしまったりして、自ら悪い方向に導いてしまっていることも。

ずる賢い人に目をつけられるといいように利用されてしまう場合もあります。

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