職場の嫌いな人を避けるには? 上手に離れるための対処法5選
さまざまな人が働く職場には、どうしても苦手な人、嫌いな人がいる方も多いのでは? この記事では、嫌いなのになぜかその人が気になってしまう理由や、嫌いな人を上手に避けるための方法などについて、心理カウンセラーの小日向るり子さんに解説してもらいました。
過去から現在の職場を振り返り、「嫌いな人はひとりもいなかった」と言える人は、ほとんどいないのではないでしょうか?
職場だけでなく、関連会社や取引先など仕事上でコミュニケーションを取る人も加えれば、必ず「嫌いだな」「苦手だな」と思う人はいると思います。
プライベートなら連絡を取らないようにすればよいですが、仕事が絡むとそうはいかないのが悩ましいところですよね。
今回は、嫌いな人がいる人の心理状態や嫌いな人への対処方法などについて書いてみたいと思います。
目次
嫌いな人はいて当たり前。苦手と思うなら距離を置いてもOK
人間が一人ひとり異なる個性を持っている以上、嫌いな人がいるのは当たり前のことです。
嫌いな人を好きになろうとすることに注力するあまり、仕事に対する自分のポリシーを曲げたり他人に忖度ばかりしていたりしては、仕事が本来持つ「生産性を上げて利益を産み、社会に還元する」という目的から反してしまうことになりかねません。
業務に支障が出ない程度であれば、嫌いな人とは適度に距離を置くのが正解。
これは仕事の生産性を上げること以外に、自身の精神衛生上の観点からも大切なことです。
もちろんどの職場に行っても嫌いな人ばかりで文句ばかり言っているのでは考えものですが、嫌いな人がいること自体は人間であれば自然なこと。
自責の念は不要です。