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泣きたい夜はこれ! 女子が選んだ「泣ける映画」5選

フォルサ

今回は、22~39歳の女性のみなさんを対象にしたアンケートから、おすすめの「泣ける恋愛映画」を紹介していきます。
※ネタバレのコメントもありますので、ご注意ください。

世界の中心で、愛をさけぶ

・「サクの「助けて下さい」という悲痛な叫びに胸が痛くなる」(34歳/その他/その他)

・「好きだけでは幸せになれないし、思春期の恋の幸せや悲しさを抱えたまま大人になる感じが切ないから」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「古いけど、お互いがお互いを愛し合っている感じがいいなと思うから」(29歳/情報・IT/営業職)

2004年に映画化され、原作の小説やテレビドラマも大ヒットした「世界の中心で、愛をさけぶ」。“セカチュー”と呼ばれ、社会現象も巻き起こしました。アンケートではこの作品を挙げる人が圧倒的でした。10代という思春期に展開される純粋な「恋」のストーリーは、余計に心を震わせるのでしょう。

タイタニック

・「船の中で出会った男女が最後沈没で彼が死んでしまう。彼女に生きて幸せになれと言って死んでいったのが悲しい」(25歳/不動産/秘書・アシスタント職)

・「あれほど泣いた映画はこれ以外にないです」(27歳/小売店/販売職・サービス系)

・「ディカプリオがよい」(30歳/情報IT/経営・コンサルタント系)

洋画で多く挙げられたのは王道の恋愛映画「タイタニック」。タイタニック号沈没事故は、とても有名な話で、多くの人が結末も知っています。にも関わらず、この映画に引き込まれるのは、2人が船内で出会い、楽しい時間を過ごしていくシーンひとつひとつが、悲しい結末に続いていくことがわかっているからかもしれませんね。また、レオナルド・ディカプリオさんが演じるジャック・ドーソンは、当たり役だったといえ、今でも彼の代表作のひとつです。

最近の映画

・「『今夜ロマンス劇場で』。抱きしめるよりも触れずに一生添い遂げることを選んだことに泣ける」(27歳/医療・福祉/専門職)

・「『8年越しの花嫁』。事故にあって記憶をなくした彼女とそれを支える姿に涙が止まらなかった」(25歳/医療・福祉/専門職)

・「『雪の華』。2人の恋愛が進むにつれ、悲しい結末が見えてきて、見ていて泣ける」(28歳/小売店/販売職・サービス系)

「『今夜ロマンス劇場で』は、昨年2月に公開された作品。映画の中から主人公が出てくるストーリーは、1985年公開の「カイロの紫のバラ」を思わせます。また、ガラス越しのキスは1950年公開の「また逢う日まで」、古ぼけた映画館は1989年公開の「ニューシネマパラダイス」、2人の日常は1954年の「ローマの休日」を思わせるなど、とにかく名作映画がちりばめられています。鑑賞中にひとつでも思いついたら、それだけで涙が出てきそうな作品ばかり。泣ける映画に挙げられるのも必然ですね。

昨年末に公開された『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は、YouTubeやテレビで紹介された実話をもとに映画された作品です。このアンケートでは、同じように実話を映画化した「余命1ヶ月の花嫁」も挙げらています。2つの映画の結末は異なりますが、結婚という人生の祝事が、病魔によって妨げられるシチュエーションと、それが実話であることに、多くの人が心動かされるのでしょう。

今年2月1日に公開された『雪の華』は、中島美嘉さんの名曲「雪の華」から生まれたラブストーリー。主演のEXILE TRIBEの登坂広臣さんと中条あやみさんが演じる2人の、切ない純愛はフィンランドの景色になじんで、涙を誘います。悲しい結末が見えていながら、つい先が気になってしまうのは『タイタニック』と同じです。

この1年間に公開された映画3本は、古い映画や実話、名曲と、それぞれモチーフがあるのが特徴かもしれませんね。また、近年は映画の短い予告編がテレビCMで流れるようになり、普段映画館に行かなくても、事前に重要なシーンを知っていることが多いですよね。鑑賞中に「あ、ここ、ここ!」と思っていると、涙がこぼれることってありませんか。

まとめ

「泣ける恋愛映画」の共通のテーマはやはり「死」です。2人は純粋に愛し合っていて、ふつうなら幸せであるはずなのに、「死」が2人を引き裂いてしまう。必死で抵抗するのですが、「死」には敵わない。結果がわかっていても、最後まで観てしまう。これが泣ける恋愛映画の黄金の法則のようです。このほか、「君の膵臓をたべたい」「忘れられない人」も挙げらましたが、黄金の法則に当てはまります。

また、「8年越しの花嫁」も、同じく「死」を意識してしまう点では同じですが、2人で乗り越えることができた唯一の作品です。

「今夜ロマンス劇場で」だけは、「死」とは関係ないようですが。ただ、綾瀬はるかさん演じる美雪の存在自体、実在のものではないで、当たり前ですね。

また、今回のアンケートでは「片思い」で全編が展開される映画は、あまり挙げられてはいませんでした。

(フォルサ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月15日~2月17日
調査人数:87人(22~39歳の女性)

※この記事は2019年03月26日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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