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専門家 出会い

「30代の婚活」と「婚活高望みオンナ」。この条件は高望み?

仁科友里

こんにちは、ライターの仁科友里です。

私は『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を上梓した関係で、読者の方から婚活相談を寄せられることがあります。

下は20代、上は40代、ときにはお嬢さんを持つお母さんからもメールが寄せられるのですが、その経験をベースに、「30代の婚活」と「婚活高望みオンナ」について考えていこうと思います。

恋愛と結婚のちがいを認識しておこう

婚活(結婚)の条件の話をはじめる前に、まず恋愛と婚活のちがいを知っておきましょう。

恋愛と結婚のちがい

1.結婚は、財布を一緒にする行為である

お金がないと結婚できないことは、みなさんなんとなくイメージしていると思いますが、それに加え、結婚してから築いた財産は2人のものです。となると、お金を稼ぐ能力が高い人は、結婚に向いています。

2.結婚したら、配偶者以外とセックスしてはいけない

恋人時代も浮気はNGですが、浮気をしたからといって法的な責任が問われることはありません。しかし、結婚は契約ですから、法的な義務が生じます。夫(妻)の不倫相手に妻(夫)が慰謝料を請求する権利があるのは、パートナー以外とセックスしてはいけないという民法が定めた貞操権が侵害されるためです。

現行の法律では、結婚したら、生涯配偶者としかセックスをしてはいけません。となると、実際のセックスの頻度は別として、結婚こそ性的魅力の高さと、しっかりした貞操観念が必要とされることになります。

つまり、婚活(結婚)で問われるのは、金とセックス(性的魅力)です。

30代の婚活は楽観視できない

婚活は実は仕事に似ています。たとえば上司に「これを金曜日までにやっておいてね」と頼まれた場合、木曜日にいきなりとりかかることはしないですよね? まずどんな仕事なのか、どれくらい時間がかかるのかを考えてから、スケジューリングすると思います。婚活もまったく一緒です。

30歳からの婚活は遅いのか

厚生労働省が2016年に調査した「人口動態統計」で初婚年齢の平均を見てみますと、29.4歳です。

となると、30歳で婚活をはじめることは遅くないように感じるかもしれませんが、結婚を考えられる彼氏ができるまでに1年、交際して1年、結婚できるタイミングが訪れるまでに1年 と考えると、29.4歳で結婚するためには26歳くらいで婚活をはじめないといけない計算になります。30歳のスタートは正直遅いといわざるをえません。

多くの人は10代、20代前半に結婚相手と知り合っている

それでは、すでに結婚している人たちはどこで相手を見つけたのでしょうか。明治安田生活福祉研究所の調査「2014年 20~40 代の恋愛と結婚- 第 8 回結婚・出産に関する調査より -」によると、20代30 代で結婚した男女の配偶者との出会い方で多かったものは「学生時代」「同じ職場」です。学生時代、同じ職場となると、その相手とは10代、20代前半に知り合っているということになりますから、やはり30代からのスタートは遅れているといえるでしょう。

また国勢調査から類推すると、30歳の女性が35歳までに結婚している確率は30%程度。3人にひとりしか結婚していないということですから、あまり楽観的なのもよろしくないですね。

婚活における「高望み」とは

婚活がスムーズにいかない場合、誰しも言われるのが上を狙いすぎている、つまり「高望みをしている」です。そもそも、高望みをしている人は「自分は高望みじゃないか」と露ほども疑わないものですが、婚活の無駄を省くためにも、少し考えてみましょう。

そもそも高望みな条件って?

まず、婚活市場において、自分より“上”とは、どういう人を指すのでしょう。

ざっくり言って、自分より収入が高い人は“上”だと考えてください。みなさんは男女平等教育を受けているので、男性同期も「仲間のひとり」でしょうが、婚活市場的に考えるのなら、同期のほうが自分より収入が上であれば、“格上”です。

この方法で考えた場合、収入が高い職業についている人、有名企業にお勤めの女性は、自分より“上”がかなり少ないことに気づくでしょう。そんな女性が単なる同期としか見てない男性は、婚活市場では超人気であることを覚えておいてください。

自分の結婚条件が「高望み」か知る方法

高望みをしていると、具体的にはどのようなことが起きるのでしょうか。

ひと言でいうと「出会えない」ので婚活がはじまらず、何もしないまま時間だけがすぎていきます。

「こういう人がいいので、よろしくね」と周囲の人に紹介を頼んだり、合コンをお願いしても誘ってくれないという経験をしたことがありませか? そもそも、あなたの理想にかなうような人物が周囲にごろごろいる可能性は低いので、紹介してもらえなくてもしょうがないのですが、付き合いの長い人に頼んでも、自分のために一度も動いてくれないと思ったら、高望みを疑ってみてもいいでしょう。

誰かを紹介したり引き合わせたりする場合、相手にふさわしい人を紹介できないと、自分の信用に関わります。そのため「わかった」と言われても、紹介はしてもらえないことになります。

友だちや友だちのご主人が誰も紹介してくれないという話をよく聞きますが、こういう出来事に遭遇したら、高望みを疑ってみましょう。特に男性の職業や企業名を限定したお願いをしている場合、「高望み」もしくは「いいトシをして勘違い」と思われている可能性はあります。

オトナの世界は、自分が憎まれるようなことを言わないのが原則ですから、誰も指摘しません。なので、高望みに気づかない、直らないという悪循環に陥ります。

紹介してくれる男性が釣り合いの取れた人

紹介はしてくれたものの、自分の好みと激しくかけ離れていたという場合、客観的に見て、その男性と釣り合っていると思われている可能性があります。

特に、紹介者が男性の場合に注意。女友だちであれば男性を紹介するときにいろいろと気を使うでしょうが、男性はそういう忖度をしない人のほうが多いものです。男性が紹介する男性が、あなたのレベルを表していると考えていいと思います。

30代の女性が婚活で「相手に望む条件」の決め方

30代で婚活をはじめる人は、時短のためにも、やみくもに男性に会うのではなく、まず結婚に対して自分が何を望むのかのリサーチからはじめることをオススメしたいと思います。

あなたから見て、うらやましいな、いいなと思えるカップルを数組探して、その理由と相手の男性のプロフィールを調べてみてください。そうすることで、自分が本当に求めている条件がわかるでしょう。

たとえば、結婚生活にお金は必要ですが、いくらあればいいのか。高身長の男性が好きだと思っていても、結婚生活に身長は必要かなど、具体的に考えてみるといいと思います。

婚活における高望みは悪いことではないけれど

私は高望みが悪いとはまったく思いません。自分の人生ですし、素敵な人と結婚したいと願うのは当然のことだと思います。

しかし、相手にメリットを与えようともせず、要求するばかりの高望みは、いいトシをして幼い人と言わざるを得ません。

あなたが素敵な男性と結婚したいように、男性も人に自慢できる女性と結婚したいと考えています。高望みしないためには、自分が相手のために何を与えられるかを考えてみることです。

自己否定をするのではなく、「自分に何か足りないところがあるはずだ」と一歩ひいた目線で自分を見つめることが、メリットを与えるための第一歩だと思います。

(仁科友里)

※画像はイメージです

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