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倦怠期はいつ来て、いつ終わる? 倦怠期カップルの特徴と乗り越え方を解説

コラムニスト・ひかり(恋愛コラムニスト)

倦怠期の乗り越え方とは

では、倦怠期をどうやって乗り越えればいいのでしょうか?

先ほども伝えたように、「倦怠期が来たから、2人の関係は悪くなっただけで、その時期が通り過ぎれば仲よくなる」という受け身な考えではなく、お互いに「その倦怠期を通して学ばなくてはいけないこと」があるということを理解する必要があります。

たとえば、次のようなことを意識しましょう。

(1)恋人がいる幸せを当たり前だと思わない

人は失ってみてはじめて、当たり前のようにあった幸せに気付く人が多いものです。でも、当たり前の幸せなんて、ひとつもありません。恋人が自分にしてくれることを当たり前のように思っていると、失ったときに深く後悔するでしょう。「もし、今、恋人と別れてしまったら、どんな日々を過ごすことになるのだろう?」と考えてみるのもいいことですよ。

(2)「愛の安らぎ」を大切にする

倦怠期というのは、「恋のドキドキ」から「愛の安らぎ」に変わったときに起こるものだといえます。「恋のドキドキ」と「愛の安らぎ」は、相反するものです。「恋のドキドキ」が減ってくると、その分、「愛の安らぎ」は増えてくるものです。

ただし、相手に対する思いが「自己愛」の延長で、本当の意味で人を愛することができないでいると、倦怠期は、ただ単に刺激がなくなっただけの状態になり、その分、一緒にいるメリットが減り、付き合う意味がわからなくなってしまいます。そういう人は未熟な恋愛しかできず、「その都度、新しい人と付き合い、飽きたら別れる」ことを繰り返してしまいます。なぜなら、どんなに魅力的な恋人であっても、「相手に慣れてくるもの(=飽きてくるもの)」だからです。

そんな偽りの恋愛から卒業するためにも、もっと愛を理解し、パートナーを愛せる人になる必要があるのです。

(3)恋愛以外でドキドキできるものを見つける

恋愛ばかりに日々の楽しみを見出してしまう人は、恋人との関係に刺激を求めがちです。そんな人は、同じ人とずっと付き合い続けるのは難しいでしょう。

まずは、恋愛以外で夢中になれることを見つけてみましょう。趣味でも仕事でも、恋愛以外に“恋”できるものを見つけるのです。

そういうものができると、それに集中してがんばりたくなるので、むしろ恋愛では“安定した関係”を求めるようになります。

(4)倦怠期自体は、悪いものではないことを理解する

倦怠期は悪いものではありません。それは、「幸せになる方法」を考えることで、理解できるでしょう。

多くの人が幸せとは、「常に、新しいもの、ほしいものを得て、それによって刺激、おもしろさ、楽しさを得る」ことだと勘違いしています。ですが、それではずっと何かを追い求め続けなくてはいけなくなりますし、まだそれを手に入れていない段階では、いつも「足りない」という思いを抱えて生きていかなくてはいけなくなります。この考えが、恋愛においても、マンネリした関係を「不幸だ」と勘違いさせてしまうのです。

“本当の幸せ”を手に入れるために大切なことは、「今ある幸せに気付き、それに感謝し、生かすこと」です

そう思えるようになれれば、むしろ慣れ親しんだ恋人が傍にいてくれる環境は、とても幸せなことだと理解でき、今の“安定した関係”ならではの楽しみを見つけられるようになるでしょう。

参考記事はこちら▼

倦怠期の乗り越え方としておすすめの方法を9つご紹介しています。

▶次のページでは、倦怠期を機に別れたほうがいいカップルの特徴をご紹介します。

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