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彼氏から「ずっと愛される女」の10の条件

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)

男性から長期に渡って愛される女性について、みなさんはどういった人物を想像されるでしょうか? 才色兼備、家庭的、献身的など、いろんなイメージを思い浮かべられたかと思います。たしかに、どれもまちがってはいませんが、具体的なイメージが湧きづらかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は僕が今まで生きてきた中で見てきた、「男性に愛される女性の条件」をお話したいと思います。

条件1:店員さんに対して愛想がいい

たとえば、飲食店などで料理が運ばれてきたときに、「ありがとうございます」と店員さんの目を見ながら笑顔で言ったり、注文を決めかねているときに「店員さんのおすすめはなんですか?」と軽いコミュニケーションを取ったりできる女性は、それだけで「この子いい子だな」と思ってもらいやすいです。

誰に対しても分け隔てないその態度に男性は好感を持ちます。もし「彼氏が友だちに紹介してくれない」とお嘆きの女性の中には、店員さんへの接し方でナシ判定にされてしまい、「友だちに会わせられないな」と思われている方も多いかもしれません。このようなことは決して珍しくありません。

愛される女性は、好きな男性の前だけではなく、誰が相手であってもひとりの人間として敬意を持って接しています。

条件2:誠実である

「条件1」に付随することですが、誰が相手であっても誠意と真心を持って接することができる女性は、男性だけではなくいろんな人に愛されます。

嘘をつかない、人のことを悪く言わない、隠しごとをしない、噂話を好まないなど、こういったことを日々心がけて生きている女性は、誠実であることが当たり前になっているので、「私はちゃんと生きている」という自信がにじみ出ています。凛とした雰囲気を醸し出しているのはそのためですね。

闇が深すぎる男性が相手の場合はその限りではないですが、交際相手が悩みを打ち明けてくれない、心を開いてくれないとお嘆きの女性の中には、誠実さが足りないゆえに信用されていないということがよくあります。

条件3:生活感がないのに家庭的

ミステリアスな女性はモテるといわれていますが、これはいい意味で生活感のなさが神秘的に映る女性のことを指すのであって、自分のことを話さない女性を指すわけではありません。自分のことを話さないのは「ただの何を考えているのかわからない女」です。

生活感がないのに家庭的な女性は、それだけで男性にギャップを感じさせ驚きを与えることができる上に、その瞬間から結婚相手として意識されることがよくあります。

ちなみにどれぐらいのギャップがあるかというと、昔の漫画でよくあった、手がつけられないぐらいのヤンキーが土砂降りの雨の中、捨てられた子猫を助けるぐらいのギャップです。

恋愛指南書でよくいわれていることではありますが、ギャップは大事です。

条件4:表情が豊か

愛される女性は例外がないといっていいほど笑顔が素敵で、表情も豊かです。

すぐ顔に出るそのわかりやすさは素直さの表れでもあるため、「嘘がつけない子なんだな」と思われ、男性にも信用されやすいという事実があります。

表情の豊かさゆえに、彼女たちの悲しい顔を一度見たら、「この人を悲しませたくない」と決意する男性は実はけっこう多いです。

何を考えているかわかりにくい女性は、素直じゃないことが多いのでモテません。

条件5:自分の意見をちゃんと言う

自分がどう思っているかをその都度素直に伝えることができるのが、愛される女性です。

彼女たちは自分自身のことをちゃんと愛しているので、自分のことをどう扱ってほしいかを伝えるのが上手です。何をされたら嫌か、何をされたら許せないかといったことを、しっかりと男性に伝えています。

大事にしてほしいなら、相手に伝える努力をしましょう。黙っていたら、相手もどう大事にしていいのかわかりません。取説なしで精密機械を触ってと言われても無理でしょ? という話です。

条件6:人や物事に執着しない

彼女たちは、「なるようにしかならない」という世の中の摂理をちゃんとわかっているので、「ダメだったらダメでそのとき」と事実を受け入れることができます。

愛される女性は、相手の至らなさが原因でこれ以上一緒にいられないと思ったら、たとえどんなに好きな男性であっても、別れを選択します。たとえ長く勤めた職場であっても理不尽なことがあれば、正当性の主張のために立ち向かいます。

彼女たちは、自分を大事にしてくれない人間や場所には固執しないのです。

条件7:見えない努力をしている

見えないところで努力を積み重ねているのが、愛される女性です。

男性に長く愛される女性は例外なく、日々自分をアップデートさせています。

大きな幸福が舞い込んでくると、その幸せがずっと続くと多くの人が錯覚してしまいます。ブームが去ってから後悔し、「この売れ方がずっと続くと思ってた」と言う一発屋と呼ばれる芸人さんたちと同じです。

変わらない味を売りにしている老舗の和菓子屋さんですら、生き残るために新商品の開発をしたり新しいキャンペーンを行ったりしているのに、なんの努力もせずに愛され続けようなんて考えるのは、おこがましさ以外の何ものでもありません。

条件8:数々の悲しみを乗り越えている

本当の意味で優しい人というのは、何度も傷つき悲しんだのに、それでも人に優しくあろうとする人です。人の痛みがわかる人というのは、自分が経験したからこそわかるんですよ。

人の気持ちそのものがわからないと、男性心理をいくら学ぼうが、男心をいくら知ろうが、なんの役にも立ちません。

それに人というのは、年齢を重ねるごとに生き様が顔に表れます。傷つくことを恐れて現状を何も変えようとしない人の顔は男女問わず幼く、人間としての深みもありません。

愛されない、大事にされない理由は、こういった根本的な部分が足りていないことがかなり多いですね。

条件9:対比がきちんとある

カウンセリングをしていると、「私は彼を癒す存在になるためにがんばっています」と言う女性がよくいます。しかし、癒しているだけでは、疲れているときにたまに行くマッサージ屋さんぐらいの役割しかできていません。

仕事をしているから休みの日が楽しみになるというように、癒しも対比になる刺激(発見や驚き、新鮮さ)が存在して初めて、際立つんです。

わがままな女性はモテるなんていいますが、本当にわがままなだけの女性はモテません。彼女たちがなぜモテるかというと、わがままの対比として、素直で献身的な部分がちゃんと存在するからです。

条件10:自分軸をきちんと持っていて媚びない

愛される女性は、自分という人間をしっかり持っていて、自分の気持ちに正直に生きています。

だから、自分が譲れないことを曲げてまで男性に媚びることはないし、自分が自分らしくいられることを重要視します。

魅力的な女性というのは、「その人自身がオリジナル」であり、二番煎じじゃないということなんです。音楽も絵画もなんでもそうですが、オリジナルであり続けることが、愛される必須条件といっても過言ではありません。

「どうすれば愛されるか」と考えている時点でアウト

以上が、愛される女性の条件になります。

厳しいことをお話ししますと、「どうすればもっと彼に愛してもらえるんだろう」と考えている時点でアウトです。

愛される女性は、いい意味で自分が中心なので、そんな自分に価値を感じてくれず、大事にしてくれない男性に用はないと考えるものだからです。

そして、彼女たちは男性に愛されるだけではなく、人全般に愛される女性であることを忘れてはいけません。

(藤本シゲユキ)

※画像はイメージです

※この記事は2019年03月07日に公開されたものです

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー) (リアライフカウンセラー)

1975年、京都府に生まれる。

17歳~29歳までバンドマンとして活動、30歳を目前にホスト業界に転身する。その後、ホストクラブオーナーを経て、女性向けの恋愛カウンセラーになるという異色の経歴の持ち主。これまでに培ったノウハウを改良し研究を重ね、現在は悲恋改善アドバイザーとして活動中。

豊富な人生経験と鋭い感性、洞察力を基に、恋愛&生き方を指南するブログ「だまされない女のつくり方」は、月間100万PVにのぼる人気ブログに。著書には『本命になる技術』(WAVE出版)、『これまで、何も起きずに終わっていたあなたへ友達をつくるように、彼氏ができる本』(大和出版)、『幸福のための人間のレベル論―「気づいた」人から幸せになれる!』(さくら舎)『本当の彼氏のつくりかた』(廣済堂出版)がある。

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