お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

難易度高め? 「青いアイシャドウ」の上手な使い方

MANAMI(トータルビジュアルプロデューサー)

中田ボンベ@dcp

青のアイシャドウのメイクポイント

次は、青のアイシャドウを使って上手にメイクをするためのコツや、注意すべきことなどをMANAMIさんに聞きました。

青系アイシャドウを使った上手なメイクの仕方

(1)グラデーションをうまく作る

アイシャドウは目の際(まつ毛の生え際部分)に乗せ、下から上へグラデーションしていくのが一般的。このようにグラデーション前提でのメイクでは、青系など発色がよく濃い色のアイシャドウを選ぶといいでしょう。薄すぎる色ではグラデーションさせるのが難しく、またあまり広範囲に塗ると腫れぼったく見えてしまいます。

(2)パレット使いならば濃い色から塗る

アイシャドウのパレットは、薄い色を広い部分から塗るのが一般的です。しかし濃い色の上に薄い色を重ねていくのも、濃く付きすぎた色を薄める効果があり、ぼかしが手軽にできる方法。先に塗った色をぼかす必要がなければ、次の色はその色に重ならないようにすればOKです。

(3)濃いシャドウはナチュラル使いとトレンドを両立

同じ青色でも、ネイビーならば締め色、アイライン代わりに使ってもいいでしょう。ターコイズブルーなど個性的なブルーを普段使いにしたければ、アイホールに入れるのではなく二重のラインに入れるといいですね。また、アイラインより上の部分には、グレージュやブラウンでいつもの陰影を入れます。こうすることで、二重の人はカラーアイライン代わりになり、奥二重・一重の人は伏し目にした瞬間だけ色が見えるので、ナチュラルにチラ見せできるブルーに仕上がります。

(4)引き算は絶対

目元をブルーにするならば、チークとリップも同系色にするなど、顔全体のバランスを見ましょう。

今年はヘルシー、ナチュラル、ノーチークがトレンドなので、たとえばアイラインやマスカラを含めて目元にドンとポイントを置くならベージュリップを用います。チラ見せや目の際、下まぶたのみネイビーカラーを入れるなど控えめメイクならば、ノーチークでもいいですし、ブラウン寄りの赤リップで冒険してみてもいいでしょう。

骨格やヘアスタイルによっても雰囲気が変わるので、目元が決まったらリップを塗り、一度鏡から離れて全体を見るようにしてみると、自分なりのバランスが見つかります。

青いアイシャドウでやりがちな失敗

発色がしっかりしているブルーをアイホール(上まぶたの目頭と目尻を半円状に囲んだ範囲)いっぱいに塗ったり、上下に囲んで使うと古くさく見えてしまうため、リスキーです。もし目のまわりを囲うスモーキーアイに挑戦するなら、服やヘアスタイルをモードめでそろえることが大切です。

メイクは髪形やファッションを含めてトータルで見たときに浮いて見えるのが一番の失敗パターン。ナチュラルな洋服を着ているときや、オフィスシーンでブルーアイシャドウを使うときには、主張の強いミディアムカラーより、まぶた全体に薄塗りをして爽やかさを出す程度のシアーなブルーを選びます。しっかりと発色するものは、目の際を中心に使うといいでしょう。

次ページ:オススメの青系アイシャドウ

SHARE