退職までの流れとは? 重要な準備やタイミング
退職が決まったあとすること
退職が決まったらすることリスト
退職が決まったからといって、目の前にある仕事をいきなり放り出すという訳にはいきません。円満退社を目指すために、退職するまでの期間は、主体的に次の3つに取り組みましょう。
仕事の引継ぎ
まずは仕事の引継ぎです。詳細は後述しますが、これをきちんとやるかどうかで、今後のあなたの評価が決まってきます。「退職するから私はもう関係ないや」ではなく、ぜひスムースな引継ぎを行ってください。
関係各所への挨拶
次に挨拶です。先方の仕事の妨げにならないよう配慮しつつ、社内だけでなく取引先なども含めてお世話になった方々に礼を尽くしておきましょう。
会社に借り受けているものの返還
最後に会社に借り受けていたものの確実な返還です。たとえば、パソコンや携帯電話などはプライベートな情報が含まれているようならば、きちんと削除した上で、返還するようにしましょう。社員証やIDカードなどは最終出勤日に返還することになるのでしょうが、こういったデバイス類はもう使わなければ、後々のことを考えて、早めに返還しておくべきでしょう。
引き継ぎ業務をうまくやるコツ
既述の通り、引継ぎはしっかりと行うこと。辞めるからといって、いい加減で無責任な対応をすると、あとで必ずしっぺ返しがあると肝に銘じてください。
優先順位をつけて重要なものから引き継ぐ
引継ぎをうまくやるコツですが、時間が限られているため、担当している仕事に優先順位付けをして、上位から順番に引き継いでいくことです。
リスト化、マニュアル化できるものはしておく
一方、引き継がれる方の立場からすると、一気にたくさんの仕事を振られても、消化しきれないのが実情です。そのため、相手の理解度に合わせて、進めるようにしてください。あとからトレースできるように、リスト化、マニュアル化するというのは、非常にいい手法です。退職したあとにもかかわらず、問い合わせが来るような状況は絶対に避けましょう。