お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

謙虚な人ほど好かれる? 謙虚な人の特徴と心理

織田隼人(心理コーディネーター)

唐沢未夢(ライター)

仕事でもプライベートでもモテるのが、出しゃばりすぎずまわりに気を使える、謙虚な人です。「私も謙虚な人になりたい」と憧れるけれど、どうしたら謙虚な人になれるのでしょうか? 心理コーディネーターの織田隼人さんに、謙虚な人になるためのコツを教えてもらいました。

謙虚な人とは

そもそも謙虚な人は、どんな特徴が見られるのでしょうか? また、謙虚な人は「社会的に強い」とよく耳にしますが、実際はどうなのでしょうか?

謙虚な人の心理と特徴

まわりをしっかりと見ている

謙虚な人はまわりをしっかり確認して発言します。相手の態度も見ながら、自分の言葉を出すので「慎重」にもなります。相手の行動を見てから、自分の行動をとるといった形でコミュニケーションを図ることが多いので、しっかりと相手の考え方などを先に受け止めようとします。

ほめられても謙遜をする

「自分がすごい」というよりも、「自分よりすごい人がたくさんいる」と意識します。たとえある事柄でほめられても、自分は多くの人の中のひとりという考え方をするのです。広く世界を見ているため、「自分は最高! 一番ですごい!」ということにはならないのです。

自分のためより全体最適をとる

自分ひとりが良いという状態よりも、全体としてうまくいくことを考えて行動するのが謙虚な人。そのため、自分にとっては損になるような選択肢を選んでしまうことも多いです。

ワガママを反省する

謙虚な人でも、たまにワガママになることが。しかし、その場合は家に帰ってひとりになった際に反省しているようです。「こういうことはもう辞めておこう」というように、毎日自分で自分に対して振り返りを行い、反省していることが多いのです。反省している量が人より多いので、謙虚さが表に出やすいとも言えますね。

責任感が強い

謙虚な人の特徴として、自分の責任を果たそうとして行動するというものがあります。ただし、思った通りに100%うまくいくことは少ないもの。そのために「やりきれなかった」と思っていることがは多いです。やりきれなかったことを反省するがゆえに、傲慢になりづらいのです。

謙虚な人ほど強いのは本当?

謙虚な人は、「いつどこで何が起こるかわからない」という考え方をしています。例えば、一見関係なさそうな相手であっても、「もしかすると今後自分の人生で絡んでくる人かもしれない」という考え方をして、常に「油断」をしないのです。巨大な企業を作る経営者は、傲慢な人か謙虚な人が多いと言います。なぜ謙虚な人が大きな企業を作れるのかというと、「世の中全員がお客さん」という見方をしているから。そのためどこでも油断をせずに、全員が自分の関係者と思っているので謙虚になります。世の中全員が自分の関係者として見てみると、相手に対して、傷つけたり偉そうにしたりすることはリスクしかありませんね。むしろ全員と仲良く、そして相手の意見を聞いた方がうまくいく、という考え方になるのです。

参考記事はこちら▼

あなたの「謙虚な人度」を診断でチェックしてみましょう。

次ページ:謙虚になるには

SHARE