新婚っていつまでなの？　定義と新婚カップルの特徴

新婚気分はいつまで続くのか。落ち着いてから見えてくる夫婦の形

アンケートから見えてきた新婚の定義は、「何事も新鮮で、一緒に過ごせる幸せを実感できる約1年のあ間」というもの。では、実際はどうなのでしょうか？
ここからは、既婚女性の実体験を基に、新婚期間の真実に迫っていきたいと思います。

既婚女性のリアル。新婚気分が落ち着くのは○年後

やはり、誰もが気になるのは、「いつまでも恋人同士のような夫婦でいたい」という思いを実現できている人がどのくらいいるのかということではないでしょうか？
そこで、まずは現在の気持ちを聞いてみました。

 

残念ながら、理想と現実は異なっているようです。8割近い女性が、結婚年数を重ねるにつれて新婚気分を失ってしまっている模様。では、新婚気分が薄れていったあと、夫婦はどう変化していくのでしょうか？
新婚気分がないと回答した女性に、新婚気分が落ち着いてから見えてきたこと、ラブラブ感の代わりに手に入れたものなどがあれば教えてくださいと質問。すると、そこから夫婦の新たな形が見えてきました。

新婚気分がなくなったらどうなるのか

「新婚マジック」といわれるほど、すべてがバラ色に見える新婚期間ですが、関係が落ち着いてくるとともに、当時は気づかなかったさまざまなことが見えてくるようです。ただ、必ずしもいいことばかりではないようで……。

・「相手のことを冷静に見られるようになって、服の脱ぎ散らかしなど細かいことが気になるようになった」（29歳／その他／その他）

・「一緒の生活が当たり前になって、感謝の気持ちを忘れがち」（33歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）

・「子どもが産まれたことで、旦那に興味がなくなった」（24歳／その他／その他）

だんだんと相手のマイナス面が目につくようになるようです。新婚時代とはかけ離れた生活になってしまうのかと思いきや、ネガティブな感情はほんのわずか。全体的には次のような回答が多くを占めていました。

・「どんなときも自分を受け入れてくれる人がいるという安心感」（30歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

・「遠慮から適切な距離感になって、言いたいことが言えるようになった」（28歳／商社・卸／事務系専門職）

・「一緒にいて落ち着く。良い意味で楽にいられる。無言の時間も苦痛じゃない」（32歳／建設・土木／その他）

また、子どものいる夫婦では、「子ども優先になったが、違う幸せを感じている。何かと助けてくれるので、改めて頼りになる旦那だと思った」（26歳／医療・福祉／その他）との声も。夫婦関係が落ち着いたからこその良い面もたくさんあるんですね。