仕事に行きたくない時の対処法とは? 「とにかく寝る」など
仕事が辛いときに試したいこと
仕事が辛くてどうしようもないとき。こんなマイナスな気持ちから抜け出す方法って? ここでは、ちょっと心の余裕を作るための対処法を見ていきましょう。
仕事が辛いときの対処法
会社は組織ゆえ、理不尽なことや嫌な思いをして辛いと感じることも少なからずあるはずです。辛いと感じたとき、みなさんはどんな対処をしているのでしょうか。
おいしいものを食べる
「好きなものを好きなだけ食べて飲む」(33歳/人材派遣・人材紹介販売職・サービス系)
「美味しいものを食べに行く」(29歳/その他/販売職・サービス系)
多くの女性が、仕事が辛いと感じたらおいしいものを食べに行くと答えました。ちなみに、中には暴食しすぎて後悔するという意見も。
とにかく寝る
「ひたすらに寝る、無理矢理寝るようにする」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
「イケメンが出ているドラマを見て寝る」(25歳/医療・福祉/専門職)
おいしいものを食べる意見とセットで多かったのが、とにかく寝るというものでした。寝ると気分がすっきりして、辛い感情も忘れられるかもしれませんね。
人に愚痴を聞いてもらう
「愚痴る。いつかはやめてやると自分に言い聞かせる」(28歳/医療・福祉/専門職)
「同じ思いを持つ同期と愚痴を言いまくる」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
恋人や家族、友だちなど心許せる人に愚痴を聞いてもらうことで、次の日から仕事に前向きになれるようです。
カラオケで歌う
「辛いときは友人とカラオケに行って大声を出すと気持ちがすっきりする」(34歳/医薬品・化粧品/専門職)
「ひとりでカラオケに行って思いきり歌う」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
意外に多かったのが、ひとりでカラオケへ行くというもの。大声を出すことで日ごろのうっぷんを発散できるというのが、カラオケへ行く理由でした。
買い物やライブ、旅行などに出かける
「旅行に行く」(29歳/医療・福祉/専門職)
「趣味のライブに行って、体を動かす」(23歳/金融・証券/専門職)
ショッピングで散財する、大好きなアーティストのライブに行くためにがんばって仕事をしている人も多いはず。辛いと感じたら出かけることを想像して、仕事を乗り切っている人もいました。
仕事が辛いときに聴きたい歌
仕事が辛くて自分自身をも失いそうなとき、音楽を聴いて気分を紛らわす人もいるでしょう。そこで仕事が辛いときに聴く歌を聞いてみました。
嵐の曲
「嵐の『ファイトソング』。中学生のときから、辛いとき、がんばりたいときは嵐の曲を聴いてきました」(24歳/その他/クリエイティブ職)
「嵐が好きで、聴いていると気持ちが乗ってくる」(22歳/小売店/事務系専門職)
国民的人気アイドル・嵐が多くの票を集めました。数あるヒット曲の中でも、『ファイトソング』を聴くと元気が出ると人気でした。
西野カナの曲
「西野カナの『Have a nice day』。歌詞を自分に言い聞かせながら出勤している」(28歳/医療・福祉/専門職)
「西野カナのポップな曲調の明るい曲」(31歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
かつて女子大生のカリスマだった西野カナ。女子大生が社会人になった今でも高い評価を得ているようで、明るくてポップな曲を聴くと元気が出ると好評でした。
Mr.Childrenの曲
「『終わりなき旅』は、辛いことがあっても未来があると前向きになれる歌」(31歳/金融・証券/専門職)
「Mr.Childrenの『終わりなき旅』。背中を押してくれる歌だと思う」(23歳/学校・教育関連/専門職)
辛いときに聴きたいのはMr.Childrenと答えた人の中で、必ずと言っていいほど曲名が上がったのが『終わりなき旅』でした。『終わりなき旅』の発売からもうすぐ20年ですが、今でも多くの働く女性の支えとなっています。
上記以外に、ガールズバンド・SHISHAMOの『明日も』を挙げる人も。また、ケツメイシや安室奈美恵などお気に入りの歌手の曲や、さだまさしの『案山子』といったコアな曲をセレクトする人まで。
一方、楽しい曲調ばかりでなく、あえて悲しい曲を聞いてとことん落ち込む人や、音だけ流してヨガをやるという人もいました。
仕事が辛いときに読みたい本は?
音楽を聴く以外にも本を読む人もいることでしょう。そこで、辛いときに読んでいる本を聞いてみました。
村上春樹の小説
「村上春樹の本は想像力が刺激されて、現実を忘れられる」(23歳/学校・教育関連/その他)
「『ノルウェイの森』村上春樹。主人公は自分とはまったくちがう環境にあるのに、なぜか共感できる部分もあり、何となく自分の悩みもそのうち消えていく、たいしたことはないという感覚になる」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
世界中にファンのいる作家・村上春樹。小説の中に入り込んで現実逃避できるところもポイントのようです。特に『ノルウェイの森』を読んで癒されている人が多くいました。
ONE PIECE(ワンピース)
「漫画のワンピース。仕事のことを忘れられて元気がでてくる」(32歳/機械・精密機器/技術職)
「好きなキャラクターの前向きになれる言葉がある」(27歳/学校・教育関連/販売職)
働く女性たちには小説や啓発本などではなく、漫画が人気でした。特に尾田栄一郎の『ONE PIECE』が読まれていて、元気が出るとの声が聞かれました。
旅行のガイドブック
「旅行を想定して、海外の旅本」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
「行きたい国のガイドブックやフォトブック」(32歳/その他/秘書・アシスタント職)
旅先であると便利なガイドブック。辛いときに行きたい観光地のガイドブックを眺めると現実逃避できるようです。
そのほか、辛いときは東野圭吾や伊坂幸太郎の推理小説や、相田みつをの詩集を読むという声も多数ありました。中には熱い男・松岡修造の本を読んで元気になるという人も。