彼をチェック! 回避依存症の男性の特徴と付き合い方
回避依存症の男性との付き合い方
もしも彼氏に回避依存症の傾向が見られたら……。適切な接し方でうまく距離を縮めていきたいですよね。ここでは、回避依存症の男性と上手に付き合っていく方法について、探っていきましょう。
適切な接し方
回避依存症の彼氏に対する接し方には、どのようなポイントがあるのでしょうか? さっそく小日向さんに解説をしてもらいました。
接し方のポイントは、以下の2つです。
(1)不安感情を煽らない
当たり前のことをきちんと守ってください。たとえば「○時に連絡するね」と言ったら必ず連絡する、約束の時間に遅れそうなら事前に理由を説明して連絡する、などの些細なことです。付き合いが長くなってきたからこれくらい許容範囲だよね、と思うような言動も、回避依存症の人からすると一気に不信感につながることがあるのです。
(2)甘え願望を煽らない
私だけが彼の理解者、彼の心は私が癒す、といった感情を回避依存症の人に抱くと「これでも裏切らない?」「じゃあこんなことしたらどう? これでも好き?」と、彼のお試し行動がエスカレートします。そしてこれに応えようとがんばっていると、共依存関係になる恐れがあります。
回避依存症の人の根底にある感情は「圧倒的な寂しさや人に対しての不信感」です。したがって、不安感情と甘え感情を煽るようなことは絶対にしてはいけません。
番外編 回避依存症の彼氏との別れ方
いくら接し方の努力をしても、すべてうまくいくわけではないのが男女の恋愛。ときには、回避依存症の彼氏との別れを決意することもあるでしょう。では、別れる際に注意すべきこととは? 最後に、円満な別れ方について見ていきます。
まず、回避依存症の人を好きになる女性の心のからくりとして、「振り回されている状態が好き」という深層心理があります。つまり、振り回してくれる存在によって自分の存在価値を実感してしまっているのです。ですので、円満に別れるためには、彼以外で振り回されるものを作ることがポイントです。強制的にでもよいので、趣味を探してください。趣味ができると新しい人脈ができ、その中から新しい出会いの可能性も広がります。
また彼と別れることは彼を見捨てることだと思っている人がいますが、それはちがいます。「私が見捨てたら彼が可哀想」なのではなく、あなた自身が苦しいから「彼の元へ戻りたいだけ」です。そんな自分の自己中心的な感情を俯瞰的に見つめる訓練をしてください。これはひとりではなかなか難しいので、カウンセラーなどの専門家と一緒に整理していくのがオススメです。