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好き避けは「職場」で多い? 態度でわかる「好き避けと嫌い避けのちがい」

ゆうきゆう

ファナティック

職場で見極めよう! 専門家に聞いた「好き避けと嫌い避けのちがい」

職場で「好き避け」をしてしまう不器用な男性が一定数いることはわかりましたが、自分を避けている彼の態度が本当に「好き避け」なのかは、きちんと見極める必要がありますよね。

もしかすると単純に、自分のことを嫌いで避けている「嫌い避け」だという可能性も……。

ゆうメンタルクリニック総院長・精神科医のゆうきゆう先生に、気になる男性心理を紐解いてもらいましょう。

男性が「職場で好き避けをしてしまう理由」とは?

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職場で好きな相手を避けてしまったり、極端に冷たい態度になったりしてしまうのは、ほかの同僚に自分の気持ちがバレて気まずくなりたくない・冷やかされたくない、また好きな相手に気持ちが伝わってしまうことで気まずくなりたくない・フラれたくない・そもそも好かれるはずがない、といった不安感が強すぎる場合に起こりやすくなります。

心理学では、いろいろな理由から本心を隠したいあまり真逆の行動をとってしまうことを「反動形成」というのですが、「好き避け」もこの「反動形成」にあたります。

職場恋愛をあまり推奨しない職場もありますし、職場では基本的に、個人的な感情で人によって対応を変えることは好まれません。「好きだからやさしくする」といったわかりやすい態度をとってしまうと、職場内で軋轢を生む可能性があるためです。

もちろん、誰でも個人的な好き嫌いはあるもの。しかし、職場というオフィシャルな場であることに加え、職場内の環境やお互いの立場によっては「相手を好きだとバレてはいけない」「相手を好きになってはいけない」といった気持ちが生まれやすいため、反動形成をしてしまいます。

また、職場限定ではありませんが、プライドが高い男性は基本的に好き避けをしやすいです。

職場での「好き避け」と「嫌い避け」の判別方法

続いて、態度でわかる「好き避け」と「嫌い避け」の判別方法をご紹介します。気になる彼の態度と照らし合わせてみてくださいね。

「好き避け」の特徴

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☆自分に接触してくることも多い

普段避けられているわりに、よく目が合ったり、飲み会や周囲が盛り上がっているときは調子に乗ってからかってくる・絡んでくるなど、相手から接触してくることも多い場合は「好き避け」されている可能性が高いです。

☆会話に自己アピールが多い

また、会話に自慢話や自分を大きく見せるための話題、上から目線の発言が多い場合も、実はわかりにくい自己アピールだというケースが多いです。自分に話しかけてこなくても、そばにいるときには聞こえるような大きめのトーンで話すなど、声の大きさに変化が見られたり、リアクションが大きかったりする場合も、自己アピールの可能性があります。自分に自信が持てなかったり、フラれるのが怖かったりする場合、このような行動が見られます。

☆2人きりのときに話しかけてくる

周囲の目を気にして避けているだけの場合は、2人きりのときだけ話しかけてくる・帰り道など職場の外で話しかけてくるなど、周囲に職場の人間がいるときといないときの態度にギャップがあるのが特徴です。お酒が入った状態など、心理的に理性のガードが緩むときに本心が出やすくなるので、そういった状態で好意的な行動が見られる場合も「好き避け」されていると考えていいでしょう。

簡単な見分け方としては、相手に「避けている行動」と「接触してくる行動」の両方が見られる……つまり自分に対して「一貫した態度が見られない」と、好き避けである可能性が高いです。

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「嫌い避け」の特徴

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自分のほうをほとんど見ない、距離を大きくとる、腕組みをするなど、なるべく自分と関わらないようにしている場合は「嫌い避け」の可能性が高くなります。

たとえば隣の席に座った際、少し相手側に移動すると相手も同じだけ移動して一定の距離を保とうとする場合は、自分を警戒している・気を許していない・好意的に思っていない可能性が高いのです。

人間は本当に相手を嫌っている場合、「必要最低限の接触」でしか関わろうとしないもの。そのため、一貫して距離をとる・接触を避ける行動をします。

逆に、「好き避け」の場合は本心が別にあるため、相手を避けるという行動が見られる一方で好意的な言動や関りを持とうとするなど、真逆の態度もとってくるのです。

▶次のページでは、職場で好き避けする男性への効果的なアプローチ方法を紹介します。

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