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甘い言葉は危険!? 男性の「甘い言葉」に隠された本音と心理とは?

織田隼人(心理コーディネーター)

甘い言葉をささやく男性の心理って?

甘い言葉をささやく男性の心理とはどういったものなのでしょうか。また、その言葉の本当の意味とはどんなものなのか、専門家に解説してもらいました。

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・甘い言葉をささやく男性の心理とは?

甘い言葉をささやく男性の心理について、心理コーディネーター・織田隼人さんに解説してもらいました。

(1)気持ちが高ぶって言葉に出てしまった

付き合う前や付き合いたての時期に甘い言葉が出るのは、気持ちが高ぶって自然と口から言葉が出ているケースが多いです。男性が完全に恋に落ちていて、まわりを見失っているときに甘い言葉が出ます。まわりから見ればバカップルに見えるかもしれませんが、真剣で本気の言葉なので、2人の雰囲気は盛り上がりやすいです。

(2)女性を喜ばせるために言っている

甘い言葉を上手にたくさん言う男性は、これまでの女性との付き合いの中で「こう言えば喜ばれる」と学習して言うようになったケースが多いです。付き合う前、出会った当初から甘い言葉を言ってくる男性は、「学習済み」の人だと考えたほうがいいでしょう。女性に慣れているので、本気で言っているのか判断が難しい、むしろ遊び目的で言っているケースが多いです。

(3)言っている自分に浸っている

いわゆるナルシストです。甘い言葉を言うことで自分自身のテンションを上げ、自分が物語の主人公であるような気持ちになります。ナルシスト型の男性は、ふつうに見ていれば「自分すごい」「俺カッコいい」という言葉をよく言っているので、すぐにわかるかと思います。

・甘い言葉に隠れた「本当の意味」とは?

甘い言葉に隠れた「本当の意味」について、心理コーディネーター・織田隼人さんに解説してもらいました。

(1)君の好きにしていいよ

「君の好きにしていいよ」は、「判断は君に任せます」という意味です。レストラン選びなど、選択肢を提示してからこのセリフを言うときもあれば、選択肢をそもそも提示せず、「全部考えてね」というニュアンスで言うこともあります。男性からすると、彼女の意見を尊重するという意味と、考えるのは任せたという丸投げの意味で使うことが多いです。

(2)君だけだよ

男性から進んで「君だけだ」と言うよりも、女性に「ほかにも付き合っている人や好きな人、狙っている人がいるんでしょ?」と言われたときに、回答として使うことが多いです。その場合、言葉のとおり受け止めれば大丈夫です。もちろん、ウソをついている場合もあるので、見極めが必要です。ちなみに、何も聞いていないのに男性から「君だけが好き」と言ってきた場合、その男性は浮気性のことが多いです。というのも「君だけ」という言葉は、ほかの女性と比較する意味が含まれているからです。男性から「君だけ」と言っているということは、「ほかの比較対象の女性がいる」という意味になります。

(3)すっぴんのほうがかわいいよ

「派手なメイクが苦手」という男性の本音を上手に表現したのが、「すっぴんのほうがかわいいよ」になります。「ナチュラルメイクが好き」という意味で受け止めたほうがいいでしょう。なので、女性からすると「ナチュラルメイクのほうが面倒なの!」と感じてしまうかもしれませんが、まあ「彼の好みを聞いただけ」だと思って気軽に受け止めましょう。

(4)キレイだね・かわいいね

これは女性に喜ばれると思って言っている男性が多いです。ほめ慣れている男性は、女性の細かいところに気が付いてほめることが多いので、ある意味テクニックとしてほめています。ただ単純に、「キレイだね」「かわいいね」といっている場合は「テクニックが含まれていない」からこそ、本音で言っていることが多いです。

(5)今度○○しよう・機会があったら○○しよう

「今度」、「機会があったら」というのは、社交辞令の場合がほとんどです。本気の場合は、「来週にしよう」や「いつにする?」というように、細かく日程調整をします。ただし、男性が受け身タイプの場合、「『今度』と言って、本気で行く気があるのか探りを入れよう」というように、遠回しにチェックしている人もいます。受け身タイプの男性か、本音で生きている直球タイプの男性か見極めて、意図をくみ取りましょう。

次ページ:「甘い言葉をささやく男性」と付き合うときの注意点

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