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年収が高い人ほど歩くのが速い!? 年収1000万円以上の人は普通の人の●倍速!

年収の高さと歩行速度には、何か関係があるのでしょうか? ドコモ・ヘルスケア株式会社が「ムーヴバンド3」の利用者へのアンケート調査および歩行に関するからだデータを用い、年収と歩行速度の関係を調査し、その結果を発表しました。

ムーヴバンド3とは

「ムーヴバンド3」は腕に着けるだけで、歩数・睡眠(時間/状態)・消費カロリー・移動距離などが計測できるウェアラブル活動量計です。腕に着けて生活すると「歩数」「時間」といった運動の量だけではなく、「走行」「早歩き」「歩行」といった運動の強度や、睡眠の状態(深い・浅い・覚醒)と睡眠時間などもアプリで確認することができます。調査では、「ムーヴバンド3」利用者へ年収およびボーナスに関するアンケート調査を行い、回答を得た男女1229人の平均移動速度を集計したものです。

年収と歩行速度は比例していることが判明!

「ムーヴバンド3」利用者の「歩幅」「歩行歩数」「早歩き歩数」「歩行時間」「早歩き時間」のデータを利用し、「歩行速度」を年収ごとに集計しました。その結果、年収が高い人ほど、平均歩行速度が速いことがわかりました。日本の平均年収(※)を含む「年収400万円以上500万円未満」の層の平均歩行速度2.69km/hに対して、「年収1000万円以上」の層では平均歩行速度3.13km/hと、日常的な歩行速度に約0.44km/hの差があり、約1.2倍速で歩いていることが判明しました。

※日本の平均年収:415万円(平成26年国税庁調査)
※「歩行速度」=「歩幅」×(「歩行歩数」+「早歩き歩数」)÷(「歩行時間」+「早歩き時間」)

ボーナス額と平均歩行速度

また、ボーナスの金額ごとに「歩行速度」を集計したところ、ボーナスの金額と歩行速度の関係も、年収とほぼ同様の傾向がみられ、ボーナス額が大きくなるほど歩行速度が速くなる傾向がありました。

年収が高い人ほど、せっかちな傾向!?

年収ごとに、歩行の詳細を分析しました。年収ごとの「早歩き率」を集計したところ、歩行速度同様に年収が高いほど、高くなる傾向があることがわかりました。
※「早歩き率」=「早歩き歩数」÷(「歩行歩数」+「早歩き歩数」)

歩行歩数は年収ごとに傾向はみられませんでしたが、早歩き歩数は、年収が上がるほど増加傾向がみられ、平均年収の「年収400万円以上500万円未満」の早歩き率は22.3%、「年収1000万円以上」のカテゴリーの早歩き率は29.2%でした。歩行速度が高いだけでなく、そもそも早歩きをしている割合が高い傾向があることがわかりました。

まとめ

いかがでしたか? 年収の高い人ほど歩くのが速いということが判明した今回のデータ。確かに、年収の高い人は収入も多い分、仕事が忙しい人も多いですよね。忙しい日々を送る人ほど、歩くときは時間を惜しんで早歩きになってしまうのかもしれません。

<早歩き歩数に関するからだデータ調査概要>
・調査主体:ドコモ・ヘルスケア株式会社
・調査期間: 2016年3月~10月
・調査方法:「ムーヴバンド3」の利用者への年収とボーナスに関するアンケート調査および歩行速度と早歩き率の集計・分析
・調査対象:「ムーヴバンド3」を利用者のうちアンケートに回答した1229人(男性:735人 / 女性:494人、年齢:19歳から77歳)

※「歩行速度」=「歩幅」×(「歩行歩数」+「早歩き歩数」)÷(「歩行時間」+「早歩き時間」)
※「早歩き率」=「早歩き歩数」÷(「歩行歩数」+「早歩き歩数」)

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2016年11月21日に公開されたものです

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