【理想の男の育て方】CASE1:家事ができる男
「気になるあの人、ここが残念なんだよな」「私の彼、ここさえ直せば最高なのに……」と、好きな男性の欠点に悩むことがあるはず。そこで、ブログやtwitterで人気のDJあおいさんがマイナビウーマン読者に恋のアドバイス! 「残念男子」を「理想の男」に育てる“お知恵”を授けます。
ブログ「DJあおいのお手をはいしゃく」やtwitterで突き刺さりまくる恋愛アドバイスをつづり、迷える女子を日々救っている“謎の主婦”・DJあおいさん。これまでの連載「狙った男の落とし方」「ダメ男バスターズ」に引き続き、今回は「好きな人を理想の男性に育てる」お知恵を授けます。1回目は“家事ができる男”の育て方です。
<「家事ができる男」とは?>
家事ができる男性は、亭主関白男が言いがちな3大キーワード『メシ、風呂、寝る』がありません。自己管理ができているので、生活習慣もととのっており、金銭面もしっかりしています。世話を焼くことが好きなダメンズ製造女子には、少し物足りない男性かもしれません。
■家事ができる男の特徴
・家事の大変さを知っているので女性にはやさしいが、だらしない女には厳しい
・生活がルーティン化しているので決まった時間に眠くなる、夜遊び無理体質
・掃除のことを考慮してトイレは必ず座ってする派
・マメな性格なのでLINEやメールなどの返信が早い
・ひとり暮らし時代に培った貧乏メシのオリジナルレシピを3つくらい持っている
・食洗機やロボット掃除機など便利な家電はあまり信用しない、自分でやらなきゃ気が済まない病
・基本的にしっかり者なので仕事もわりとできるほう
・休日なのに朝から夕飯のカレーをじっくりコトコト作っていることがたまにある
・スーパーやドラッグストアなどのポイントカードで財布がパンパン
・普段はおおらかだがお金の話になると細かい、愛読書は預金通帳
『家事ができる』というのは、家計のことを考えながら、きちんとした生活が送れるということです。たとえば、『料理上手』は家事ができる男性に思われるかもしれませんが、その限りではないです。原価も考えずに高い食材ばかりで料理を作るのは『家事ができる人』とは言いません。余った食材を無駄にせず安くおいしく料理を作る技術が家事なのです。ですので、家事をあたりまえのルーティンワークとして捉えられている人こそが、家事ができる人と言えるでしょう。
<「家事ができる男」の育て方>
■家事ができない=生活がだらしない
家事ができない人って、例外なく生活がだらしないんです。靴や服は脱いだら脱ぎっぱなし、部屋は散らかっていてamazonの空箱が無造作に散乱している始末。お金遣いも計画性のない衝動的な使い方しかできず、用もないのに無駄に夜更かしをしていつも寝不足、口癖は『ねむい、だるい、めんどくさい』のジェットストリームアタック。こんな無精な生活では計画性を求められる家事なんてできるわけがないんですよ。
また、家事のできない男性に『あれやって、これやって』と言っても家事男子には育ってくれません。そのやり方では指示待ちのお手伝いさんを育てるだけ。主導的に家事をやってくれる男に育てるためには、まずは生活態度をあらためてもらうのが最優先です。
■トレーニング1:早寝早起きを徹底させよう
生活を正すためにまずやらなければいけないことは早寝早起きの徹底です。これを習慣にするところからが、家事男子への道のりのスタートになります。生活習慣が乱れるのは休日から。休日だからといっていつまでも寝かせておかないように、いつもと変わらぬ時間に叩き起こしてください。規則正しい食生活も、早寝早起きの習慣から自然と身につくでしょう。
十分な睡眠と十分な食生活、これだけで人はわりと前向きな気持ちになり、行動もアクティブになります。アクティブになれば環境をととのえたくなるので、部屋の掃除や整理整頓も自発的にやるようになるんですよ。
■トレーニング2:頼ってあげる
早寝早起きをして、自分で身のまわりのことができるようになったら、ゴールはもう目の前です。2人で一緒にいるときは、彼をほめていい気分にさせてあげながら、掃除や洗濯、料理などを手伝ってもらえるように仕向けてみましょう。
そこで大事なのは、指示するのではなく、「頼ってあげること」。
最初はただのお手伝いかもしれませんが、頼ってあげることで家事の主導権を握るようになっていくはずですよ。
(文:DJあおい、イラスト:つぼゆり)
※次回は「オシャレな男」に育てるお知恵を授けます。11月12日(土)更新です。
※この記事は2016年11月05日に公開されたものです