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フェイスブックで「結婚式」の招待、これって非常識?

フォルサ

フェイスブックで「結婚式」の招待 これって非常識?

結婚式の招待といえば、招待状を郵送で送って、ハガキで返信してもらう、というのが一般的ですよね。でも今は、フェイスブックなどSNSなどを通して招待する人もいるようで……。今回は、フェイスブック上で「結婚式や披露宴の招待」をする人をどう思うか尋ねてみました。

Q.フェイスブック上で「結婚式や披露宴の招待」をする人がいますが、それについてどう思いますか?

べつにいいと思う……55.75%
非常識…… 44.2%

フェイスブックでの結婚式・披露宴の招待に関しては、肯定的な意見の方が多い結果となりました。それではそれぞれの意見を聞いてみましょう。

べつにいいと思う

●時代の流れだから

・「時代の変化じゃありませんか?非 常識なやりとりでなければSNSでもいいと思います」(38歳/その他/その他)

・「今は、フェイスブックでの交流が主流になってきている人も多いと思うから」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

・「どんな形であれ招待してもらえるのは喜ばしいことだから」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「格式ばったものでなければ個人的パーティーレベルなのでSNSでもいいのでは」(36歳/学校・教育関連/その他)

今や、年代問わず多くの人が利用するフェイスブック。そのためか、「時代の流れだからフェイスブック利用は問題ない」という意見が多く挙がりました。招待状を送り、返信してもらう、といった過去の慣習にこだわるよりも、フェイスブックを利用した方が効率的だという意見も。

●簡単に送れるし、相手も返信しやすいから

・「今は1人1人に招待状を送るよりも、SNSなどを使う方が手っ取り早いから」(34歳/その他/その他)

・「そのほうが今は返事も早いし、出し忘れなどないから」(31歳/その他/クリエイティブ職)

・「Facebookだと住所を知らない人でも誘うことができるから」(22歳/その他/その他)

フェイスブックならではのメリットを挙げる人も多くいました。フェイスブックなら、招待状や返信ハガキを出す手間もいらず、オンライン上で招待・返信が完了します。ネット上でつながっていれば、引っ越しなどで住所が変わってしまった人にも確実に届くのも、フェイスブックの利点ですよね。

■それなりのつきあいに限定するならいい

・「その方が便利であったり、都合がいいのであれば別に構わないと思う。が、上司や目上の人に対してはきちんとした形がいいこともあるのは思う」(23歳/その他/その他)

・「ネット上にしか知り合いがいないならそれでもいいと思う」(28歳/食品・飲料/その他)

・「フェイスブックで招待すると言うことは、それなりのつきあいだということだから」(35歳/情報・IT/クリエイティブ職)

ネット上でそれなりの関係性を築いているなら、他人がとやかくいうことではない、という意見もありました。ただ、ネットを通しての招待は、どうしても軽い印象になってしまうため、送る相手は考えた方がいいかもしれません。

非常識だと思う

●Facebookをやっていないから

・「そもそもフェイスブックをやっていないので。そこで招待されても困る」(29歳/その他/販売職・サービス系)

・「忙しいときはネット環境にいない場合もあり、気がつかないこともあるのでは? と思ったから」(29歳/食品・飲料/その他)

これだけ普及しているフェイスブックですが、知り合いや友達すべての人がフェイスブックをやっているわけではないですよね。そのため、確実に情報が行き届くのか心配する声もちらほら。例えフェイスブックをやっていたとしても、まめにチェックしていないと読み飛ばしてしまう可能性もありそうです。

●礼儀は尽くすべきだと思うから

・「きちんと招待状送るのが礼儀だと思うし、何かその人のいい加減さが現れるなと思う」(35歳/その他/販売職・サービス系)

・「披露宴は行く方は本当に大変だし、そもそもあんなに御祝儀が必要なのかまだになぞ。じかにお願いするのが当たり前」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「やり方が軽すぎるかと!!ただの飲み会じゃないんだから」(36歳/医療・福祉/その他)

遊びや飲み会の招待だったらいいけれど、結婚式の招待にフェイスブックは「あまりにもノリが軽い」という意見も。披露宴は出席する方もご祝儀のほか、着ていく服やメイク・髪型などに気を使いますよね。招待する側にも、それなりの誠意は必要という鋭いコメントもありました。

●個人情報が心配

・「社会的に公開されている場でプライベートな情報を出してしまうことが危険」(28歳/商社・卸/事務系専門職)

・「わざわざ世界中の人にアピールすることでもないから」(25歳/その他/その他)

・「ネット上で公表して誰でも見ることができてしまうので、誰が招待されたか、されてないか一目瞭然でトラブルを招きそう」(38歳/食品・飲料/事務系専門職)

結婚式や披露宴の情報を一般公開してしまうことに危険を感じる人も。会場や時間までばっちり公開してしまったら、当日、参加者以外にも来場する人もいそうです。個人情報の漏えいを心配する意見のほか、「中には自慢をしていると取られるのでは」なんて、やっかみを受ける可能性を指摘する声もいました。

まとめ

フェイスブックでの招待には肯定的な意見が多かったものの、肯定派の中には「フェイスブックをやっていない人にも配慮すべき」というコメントもありました。しきたりを重んじる年配者や目上の人にも、それなりの気遣いは必要ですよね。せっかくのおめでたいことなのだから、出席者がモヤモヤした気分にならないよう、うまくフェイスブックを使いこなしていきたいものです。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年8月9日~8月9日
調査人数:413人(22歳~39歳の男女)
※画像はイメージです

(フォルサ/松原圭子)

※この記事は2016年08月24日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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