家事を「手伝う」……? 男性が言いがちな「イラッとする」セリフ4つ
言っている内容は同じでも、言葉一つで相手の印象はちがってきます。今回はイラッとする男性がよく口にするセリフについて働く女性に聞きました。
家事に「協力する」
・「『家事に協力する』。家事は一緒にやるものだと思うから、『協力する』という時点で女性に押し付けようとしている気がする」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)
・「『家事手伝います!』っていう人。手伝うって言葉がよくない。自主的によろしくって思います」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
今や男性が家事をするのも当たり前の時代ですが、本来は自分の仕事ではないという前提のこの発言は、やはりイラッとしてしまいますよね。「やってあげているオレ」に酔わないでほしいものです。
そんなこと言える立場ですか?
・「『女は専業主婦になれていいね』。妻子を養う甲斐性もないくせに何を言ってるんだと思ってしまう」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「『誰のお金で生活していると思っているんだ!』というセリフ。夫婦のお金は男1人のものではない」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
男性が外で働いて家にいる女性を養うという感覚も改めてほしい、という意見も。あくまでそれは家庭生活を営んでいく上で作業を分担しているに過ぎません。外からお金を持ってくることが偉いという概念は早く捨ててほしいものです。
「女って~」
・「『女ってすぐそういうこと言うよね』女性をひとくくりにしているのが許せないから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「『これだから女は』女を見下している」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
女性も「男って~」という男性をひとくくりにした言い方には気をつけたいもの。お互いにイヤな気持ちにならずに済むよう、言葉選びは気をつけたいですね。
私にも名前があるんですけど
・「『お前』と言ってくる。お前呼ばわりするなんてウザい」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「『お前はさ~』と上から目線で話しかけてくる男性。それ以降の話を聞きたくなくなる」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)
この種の話題になると必ずといっていいほど出てくる「お前」呼び問題。なぜ名前があるのに「お前」と呼んでしまうのでしょう。そう呼ぶことで自分のほうが上だと誇示しているのだとしたら、イラッとしてしまうのはもちろんですが、何より悲しいことですよね。
まとめ
これらの発言にイラッとしてしまうことは事実です。ですが一方で考えなければならないのは、言われるようなことをいつも自分はしていないかということかも。お互いに思いやりをもって接したいですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年8月にWebアンケート。有効回答数117件。22~34歳の女性)
※この記事は2016年08月14日に公開されたものです