いや、やめてっ……! 女性の4人に1人が痴漢された経験あり! そのときの対応は?
毎日の通勤ラッシュにもまれて会社に出勤するには、気合いと体力が必要ですよね。女性が朝から頑張って満員電車に乗っているのに、よからぬ行動をする男性も残念ながらいるようです。今回は電車やバスなどで痴漢に遭った経験について、働く女性にアンケート調査してみました。
Q.あなたは電車やバスなどで痴漢に遭ったことがありますか?
ある……25.7%
ない……74.3%
なんと、4人に1人が痴漢にあった経験があるようですね。みなさん、そのときどのような対応をしたのでしょうか。お話を聞いてみました。
我慢した
・「我慢しました。大声なんて出せません」(31歳/建設・土木/事務系専門職)
・「股間を押し付けられた。気持ち悪かったけど、次の駅まで我慢した」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「パニックになってひたすら我慢した」(29歳/ソフトウェア/技術職)
いきなり痴漢に遭ってしまうと、どのように対応すればいいのかわからないものですよね。ほとんどの場合、怖くなってしまってただ我慢するしかなかったということが多いようです。
逃げた
・「騒いで逆上されるのも嫌なのでとりあえず逃げた」(33歳/不動産/専門職)
・「相手から体を離して逃げた。その後は何もしていない」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「すごく体を密着させてくるおじさんがいたという話は聞いた。怖くなって逃げたらしい」(25歳/食品・飲料/専門職)
痴漢をされたままでいるのも気持ち悪いし、できればすぐにその場から逃げ去りたいもの。場所を移動することで、相手にも痴漢がバレていることをわからせることができますものね。
次の駅で降りた
・「ムカつくし気持ち悪いけど、何もできず次の駅で自分から降りる」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「次の駅で降りた。膝を触られてつらかった」(23歳/金融・証券/事務系専門職)
・「大学生のときに後ろからお尻をつかまれた。満員で動けなかったので、仕方なく降りる駅でそそくさと降りた」(31歳/金融・証券/専門職)
とりあえずその場を逃げ去りたくても、満員電車だとなかなか思うように逃げられないもの。いったん、駅に降りることで逃げることができますよね。
にらみ付けた
・「相手の顔を見てにらみ付けたらやめた」(27歳/その他/専門職)
・「大学生ぐらいの男。にらみ付けたらスゴスゴとスカートから手を抜いた」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「わかった瞬間に下半身に触れられていた手を払い、その後はずっと仁王立ちでその人を睨み続けていた。相手は畏縮していた」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)
勇気があれば、相手をにらみ付けることができるかもしれませんね。相手が黙っているだけの女性でないと感じると、すぐに痴漢をやめることもあるようです。とっさに声を出して助けを求められなくても、これなら対処できそうですね。
まとめ
本来ならば痴漢にあったときは、大声をあげたり、まわりの人に助けを求めるなどすることが好ましいですが、実際に痴漢に遭ったときは、怖くてなかなか実行できないもの。でも一度味をしめた痴漢は、また別の女性をターゲットにしてしまうかもしれません。最近ではスマホの痴漢撃退アプリなども登場していますので、上手に利用してみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数148件(22歳~35歳の働く女性)
※この記事は2016年08月08日に公開されたものです